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記念館や基地跡を訪ねてみませんか

印刷用ページを表示する更新日:2024年2月8日更新 <外部リンク>

イメージ画像

館内トーク

館内トークの画像

記念館職員より、「回天」に関するお話をさせていただきます。

日時

土曜日・日曜日・祝日を除く(10時00分~14時00分)

対象

学校や職場、あるいは地域で活動する団体等で、おおむね5名以上から40名程度
※1回あたりの定員は30人(1日最大2回実施)

所要時間

トーク:20~25分程度
ビデオ「時代の証人」:25分
※このビデオは、元搭乗員たちの証言をまとめたものです。
学習目的や滞在時間等に応じて使用の有無を調整します。

注意事項

  • 強風等により大津島巡航が欠航する場合等、急遽、臨時休館とすることがあります。その場合は、館内トークも中止させていただきますので、ご了承ください。
  • ご希望日に既に予約が入っている場合等、ご要望にそえないことがあります。
  • 小人数の場合、他のグループと合同になる場合がありますので、ご了承ください。
  • キャンセルする場合は、必ずご連絡ください。

申し込み方法

事前に予約が必要です。
こちらの回天記念館見学申込ページをご覧ください。

学習目的でご利用になる皆さんへ

「回天」のことを理解するには、歴史的背景や技術的側面の話が必要になりますが、所要時間内ですべてを説明することは困難です。
そのため、回天記念館展示内容のページ等を事前にご覧になってご来館されることをお勧めします。

周南市観光ボランティアガイドのご紹介

館外ウォークの画像

回天訓練基地跡等、大津島のガイドをご希望の方は、周南市観光ボランティアガイドのご案内(一般財団法人周南観光コンベンション協会ホームページ)<外部リンク>をご覧ください。

セルフツアー「撮影場所を訪ねる」

当時の記録画像として残っている場所を訪ねてみませんか。
セルフツアーを楽しむ方のためのガイド情報です。

菊水隊の短刀伝達式

昭和19年11月8日、初めての回天特別攻撃隊「菊水隊」が大津島基地から出撃していきました。
その前日の7日、短刀伝達式が壮大に行われましたが、その場所は、大津島基地の最北端で、基地内でも最も高い場所にある下士官兵舎前の広場でした。
現在、この場所は回天記念館の前庭にあたります。
当時、付近の山の木はきれいに伐採されていましたので、下士官兵舎前から鬣(たてがみ)山の裾野や馬島まで見渡すことができましたが、現在では、桜や楠木などが植栽されているため、遠くを望むことはできません。

菊水隊短刀伝達式

軍艦旗の背景、左側に見えるのは馬島、右側に見えるのは鬣(たてがみ)山の裾野です。
参考文献はこちら※2

菊水隊短刀伝達式があった場所

現在の記念館の前庭は木が大きく成長したため、当時の光景をイメージすることはできません。

出撃隊員の記念撮影

出撃隊員たちは、短刀授与式の後、その短刀を持ち記念撮影を行いますが、その場所は回天記念館の裏側の急な崖の前でした。
ここも現在は、木が生い茂り当時を思い起こすことはできません。

菊水隊記念写真

出撃隊員と基地司令官、乗艦する潜水艦長などが一緒に写真に納まります。
参考文献はこちら※2

菊水隊記念写真が撮られた場所

記念撮影が行われていた回天記念館の北側背面。当時は急な崖が露わになっていました。

回天をクレーンで海面に

回天訓練基地から「回天」を海上に降ろすためにクレーンが基地東側に設置してありました。
そのクレーンで海上に降ろされた「回天」は、「回天」を横に抱えるように運搬したことから横抱艇と呼ばれていた船で、訓練がスタートする場所に置かれていた浮標まで運び、同艇からの合図により訓練を開始していきます。

回天を海面に降ろす

ワイヤーで吊り下げられ基地横の海面に降ろされていく「回天」
参考文献はこちら※7

回天を海面に降ろした場所

モルタルの剥離やカーゾンのずれが認められる以外当時のままです。

出撃桟橋

出撃当日、搭乗員たちは、たくさんの基地の関係者たちに見送られて出撃桟橋に向かいます。
桟橋には内火艇が待機しており、回天搭乗員たちを乗せると沖合いに停泊しているイ号潜水艦まで移動します。
この出撃桟橋付近は既に埋め立てられ、当時をイメージすることはできません。

出撃桟橋から出撃

左下にシネカメラで撮影しているカメラマンが写っていますが、その映像は発見されていません。
参考文献はこちら※2

出撃桟橋があった場所

近くに残る係船柱(右上)が、わずかに当時をしのばせます。

潜水艦に搭乗して

整備工場沖に停泊しているイ号潜水艦のデッキに固定してある「回天」上で、搭乗員たちは基地から見送ってくれている隊員たちに対して手や軍刀などを振りこたえます。

潜水艦の出撃

徳山湾内を航行していくイ47潜水艦。背景の太崋山の山頂はブリッジに隠れて見えません。
参考文献はこちら※2

潜水艦が出撃した場所

大津島小学校から太崋山を望む。画像右側の山頂の形から撮影場所はこの沖合と思われます。

樺島での訓練

海岸のがけなどに穴を掘って「回天」を隠し、敵艦船が近づいてきたら「回天」を出撃させる基地回天隊。
その基地からの出撃訓練が樺(かば)島の砂浜で行われていました。
樺島は徳山港から刈尾港経由の馬島港着の巡行船に乗船すれば、刈尾港入港手前の進行方向に向かって左手のすぐ横を通り過ぎる島です。

樺島での訓練

砂浜を利用して基地からの発進訓練が行われているところ
参考文献はこちら※2

現在の樺島

現在の砂浜には当時ほど砂がありませんが、背景の山などの形は当時のままです。

回天記念館来館帳

来館してくださいましたお客様の感想や、ご意見などを抜粋して紹介させていただいているページです。
周南市回天記念館来館帳からどうぞ。

グーグルマップ「ストリートビュー」で見る

グーグルマップ「ストリートビュー」<外部リンク>で馬島港から回天記念館まで、また、回天訓練基地跡までの様子を画像で見ることができます。
見学ルートを設定するときなどの参考にしてください。

施設見学の所要時間とシミュレーション

個々の興味のレベルにより違いがありますので、あくまで参考にしてください。

見学例と所要時間(参考)

回天記念館等見学所要時間

  1. 馬島港から回天記念館まで 徒歩10分
  2. 回天記念館にて展示室見学 30分
  3. 回天記念館にてビデオ鑑賞 15分
  4. 回天記念館にて館内トーク 30分※事前予約が必要
  5. 回天記念館から回天訓練基地跡まで 徒歩10分
  6. 回天訓練基地跡見学 15分
  7. 回天訓練基地跡から馬島港まで 徒歩10分

見学時間をシミュレーションしてみる

見学時間等算出シミュレーション [Excelファイル/47KB](エクセルが開きます。「保存」を選択して「ファイルを開く」をクリックしてください」)

自然情報

自然豊かな大津島は、四季折々の花々が楽しめます。
特に桜は、回天記念館の敷地内だけでも80本植樹されています。
馬島港から回天記念館までの周辺には合計、およそ450本の桜が植えられており、桜の名所としても有名です。

記念館前桜

海岸や道端で迎えてくれるそのほかの花々もお楽しみください。

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回天記念館統計資料

年度別月別入館者数

周南市回天記念館
定休日:水曜休館
Tel・Fax:0834-85-2310
〒745-0057 周南市大津島1960

文化スポーツ課(文化担当)
Tel:0834-22-8622 Fax:0834-22-8428
〒745-8655 周南市岐山通1-1
E-mail:ed-sports@city.shunan.lg.jp