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共に。カフェ 平成29年度実施状況(第4回みつおずっと子どもがいるまちプロジェクト)

印刷用ページを表示する更新日:2017年7月12日更新 <外部リンク>

平成29年度第4回「共に。カフェ」の様子

市長の写真市長と話そう共にカフェのロゴマーク共にカフェの様子

活動紹介を聞いて

市長 三丘は素晴らしいところで、何度も訪れています。市外に出張に行く際には「みつおずっと子どもがいるまちプロジェクト」のことをよく自慢しています。今度オープンされるカフェの取組み内容も素晴らしいですね。

参加者A 私たちのプロジェクトには、今の地域に無いもの、欲しいものを、自分の手で創り出そうという考えに賛同した人が集まっています。自分たちも楽しみながら、無理せずに取り組むことが大事だと思っています。

市長 無理をしないことは大切ですね。無理をすると続かなくなってしまいます。出来る人が出来ることをするのが良いですよね。

参加者B 「できないよね」ではなく、期待を込めて「できるよね」と背中を押すことも大切だと思っています(笑)。

参加者A プロジェクトメンバーに子育て中の人がいれば、その人のできない部分を他の人がサポートする。お互い様の気持ちです。「まちの活性化を産業面から取り組む産業部会」に集まったのが女性ばかりだったというのは面参加者の写真白いと思います。

市長 部会の割り当ては、どのように決めているのですか?

参加者A それぞれが希望する部会に入っています。

参加者B 実は、私はAさんに勧められました(笑)。

参加者A みなさんの隠れた能力を引き出すのが私の役目です。女性は、実はすごい能力を持っているのに隠している方が多いんです。私はそれを見つけ出し、引っ張り出したいと思います。

今後の新たな取り組み

参加者の写真参加者B 地場産振興センターの周南サポート事業を利用して、「栗の渋皮はちみつ漬け」を作ろうとしています。実は熊毛は、古くは栗の産地で、現在でも栗の木がたくさん残っています。それを活用しようと思いました。

参加者A 熊毛ではいちご農家が多く、いちごを育てるための蜂蜜も併せて作る農家が増えてきています。その蜂蜜と栗を掛け合わせる企画提案は、無事採択してもらうことができました。

市長 新たな取組みの話を伺うと嬉しくなります。市には、様々な団体が地域の取組みを支援しているので、積極的に活用してほしいです。
周防大島町のジャム作りのように、一定の認知を得ることができれば地域の誇りになりますよね。

移住者からの視点で必要なもの・学校について

参加者B 移住を検討している時に、周南市の小中学校の特色などの情報をホームページで探しましたが、うまく見つけられませんでした。

市長 教育については、教育委員会がしっかり対応してくれていると思いますが、情報発信の手法や、表現の仕方は大切ですよね。
私は、周南市で生まれたこどもたちは、生まれ育ったまちを愛してほしいと願っています。また、「子育てするなら周南市」と言われるまちを目指しており、社会でこどもを育てるまちにしていきたいと考えています。コミュニティ・スクールのように、地域で子どもを育てるという気持ちを大切にしたいんです。
「ずっと子どもがいるまちプロジェクト」には、学校部会もあるので次の移住に結びつけるためにも、ぜひ、地域と学校が一緒になって盛り上げられると良いですね。

参加者A 三丘小学校は、大人も一緒になって授業に参加したり、給食を一緒に食べたりしています。

市長 地域に愛される学校の存在は大切ですね。
私は中学校の空調整備をしていきたいと思っています。市の施策は、一旦組み立てると、ずっと続くので、市民の皆さんの税金を大切に使うという観点からもしっかりした検討が必要です。

子育て施策について

参加者C しゅうニャン市プロジェクトには、若い世代参加者の写真が周南市に移住してほしいという想いがあると思います。保育園や幼稚園に通う子どもを持つ世代、これから子どもを生みたい世代は、子育て施策の充実度を重視すると思うので、その情報を容易に取得できると良いと思います。

市長 「はぴはぐ」はご存じですか?
昨年の6月に、徳山保健センター内に子育て世代包括支援センターを開設しました。妊娠、出産、子育てに対して切れ目のない支援を実施しており、特設サイトも持っていますし、産後の鬱対策に力を入れています。

参加者D 熊毛から本庁はとても遠く感じます。様々な手続きが、支所で手続きができるようになると良いと思います。

市長 どのくらい利用されるかなどの確認・検証が必要ですね。また、もっとICTの技術を有効活用することも考えなくてはなりません。

参加者B こどもの医療費助成で、所得の制限があるのはどうしてでしょうか。

市長 財源確保の課題が大きな理由ですね。
周南市は面積が広く、学校の数も多いです。一方、動物園、文化会館、徳山競艇や新幹線が停まる駅など全国に誇ることのできる資源がたくさんあります。現在、競艇の収益を子どもたちのために使おうと基金として積み立てています。子育て施策だけでなく、全体からもまちを見てほしいというのが市長としての願いです。

地域の情報交換できる場づくりについて

参加者C 下の子の出産の際に、上の子を保育参加者の写真園に預けようと思い申し込みをしたところ、受け入れてもらえませんでした。なんとか幼稚園に通えることになりましたが、受入れが可能かどうかは、総合支所やホームページでもわかるようになると良いと思いました。

市長 それは大変でしたね。様々な事情が重なったものだと思いますが、こうして、直接お話を伺うことでわかることも多いと感じています。地域でも、色々情報交換ができる場があると良いですね。

参加者A 今度オープンさせるカフェをそのような場所にしていきたいと思っています。三丘のコンシェルジュ、言わば、昔からのいわゆる「世話焼きおばさん」がそこにいます(笑)。
市長 カフェで実施されるコンシェルジェにとても期待しています。

中山間地域の連携

参加者C 東善寺やすらぎの里で「三丘縁日」を開催します。今回は、夏なので夜をメインにします。また、近隣の雑貨屋にも協力してもらったり、川で遊べるようにしたいと思います。

参加者A 和田地域の方の協力を得て、映画「高瀬茶に恋した男」を上映する予定です。
安田の糸人形や和田の三作神楽の伝統芸能の交流があっても良いと思います。一緒にコラボできれば、中山間も繋がっていくのではと思います。

市長 とっても良いことだと思います。お互いに刺激し合い、足し算ではなく掛け算のようにそれぞれの地域づくりが進むことを願っています。

参加者A 確かに、お互いに元気をもらっています。

市長 和田地域は、いつでも「よく来てくれた」と迎え入れる寛容性がありますよね。まずは、受け入れ、楽しんでもらう。そうすれば、いずれ運営に携わってくれるものです。
こうした元気な地域があることを誇りに思いますし、更に広がって欲しいと思っています。

集合写真