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共に。カフェ 平成28年度実施状況(第4回徳山大学「周南まちづくりコンテスト2016」受賞者)

印刷用ページを表示する更新日:2017年2月6日更新 <外部リンク>

第4回「共に。カフェ」の様子

参加者「共に。カフェ」のロゴ市長
参加者参加者参加者

受賞作品の説明を受けた市長の感想

自転車のまちづくり

違法駐輪は、歩道の安全性に問題がある上、街の景観を害します。道路や歩道などのハード整備とあわせて、注意喚起などのソフト面の対策が必要ですよね。本市は坂が多いので、電動アシスト自転車の普及も必要かと思っています。また、「自転車シェアリング」にも関心を持っています。

しゅうぞうと修造が踊る「熱いぞ周南!」

タレントの松岡修造さんカフェの様子に出演を依頼するという企画には、夢がありますね。

「新語・流行語大賞」を受賞した「ピコ太郎」は、10万円位で動画を作成したとニュースで報じられていました。過度にお金をかけず、アイデアや知恵を活用する手法は、まちづくりの参考になります。

本市でも、社会福祉協議会や三丘地区が、アイドルグループ「AKB48」の曲にあわせて踊る動画を作成され、エイプリールフール企画の「しゅうニャン市」も、ネコ好きの市民グループの発案で動画を作成しました。このように、市民の方々が、アイデアを持ち寄って、まちや地域の活性化に取り組まれています。

周南市をアスリート養成のまちに

陸上や空手、サッカー、野球など、本市出身の多くのアスリートが、第一線で活躍しています。また、本市には徳山大学をはじめ、各界で有名な指導者がたくさんいらっしゃいます。大切なことは、裾野を広げること、そして地域をあげて取り組むことであると考えています。

周南のチカラを合わせて創る「周南の王子」 絆ロボ シュウナンオー

本市に関わりのある方々が得意技を持ち寄る考え方は、まちづくりのスローガンである「共に。」の想いと同じですね。本市が取り組んでいるクリエイティブ産業の誘致により、仮想空間でのロボット設計などの専門家を本市に呼び込みたいです。

意見交換の概要

知の結集

参加者A ロボットを作るという提案は、おもしカフェの様子ろいと思いました。東大阪では、町工場の職人達が技術を結集して小型人工衛星を作って、宇宙に打ち上げましたよね。

参加者B 作ったロボットを題材にして、アニメにするなら貞本義行さんに、映画にするなら脚本は福田靖さんに、歌をつくるならGAOさんにお願いしたい。

市長 技術や知を結集するという発想は、大切だと思っています。

まちの元気とは

参加者C こどもと女性が活躍できるまちだと思います。

市長 若い人の活動を邪魔しないことが大切だと考えています。「周南萌えサミット」も、実行委員の若者の熱意を信じて応援しました。

現在でも、「周南萌えサミット」は行政の支援を受けることなく、自主・自立したイベントとして開催され、本市に多くの参加者を呼んでいただいています。

参加者B 若者には表現できる場所が必要であると思います。

市長 本市はイベントも多く、ライブハウスなどパフォーマンスを披露できる場所もありカフェの様子ます。行政の大切な役割は、これらの情報を収集して、若い人達に届けることです。

参加者B 私は昔、徳山の街中でストリートダンスをしていました。週末は、道路占用許可を受けて道路でパフォーマンスを披露していましたし、ディスコへ踊りに行っていました。昔、周南のまちにあったディスコが復活してほしいです。

市長 ディスコを復活する側として、積極的に行動してほしいです。まちにはディスコの会場として利用できる建物があります。また、現在建設を進めている新徳山駅ビルには、交流室やデッキを設ける予定ですし、南北の駅前広場も整備します。
街中の広場に、人が歩いて集まる中心市街地にしたいと思っています。

若者をまちに呼び込むには

参加者A 若者をまちに呼び込む具体的カフェの様子な施策は?

市長 就労の場が必要だと考えています。クリエイティブ産業の誘致と、クリエイティブな分野の起業・創業の支援を推進したいと考えています。

若者がまちに集まれば、新しいビジネスが更に広がっていきます。

 

学生が望む施設とは

参加者C ショッピングモールにあるゲームセンターがもっと広カフェの様子くなれば良いと、友達の多くは言っています。私は、色々な本が買える本屋がほしいです。

市長 現在建設を進めている「徳山駅前図書館」は、「知」を楽しむことができます。楽しみにしてほしいです。

高齢者に配慮したまちづくり

参加者D 私は高齢者が集う場の確保に関心があります。特に、寒い日や雨天の日に高齢者が気軽に集まる場所に興味を持ち、日本建築士会連合会が主催する高校生の「建築甲子園」に、「高架下 kitchen」を応募しました。これは、新幹線の高架下にオープンキッチンを整備して、年間を通じて皆さんが集まれる場をつくるプランです。

市長 結果は?

参加者D 奨励賞を頂きました。

市長 本市でも、高齢者に配慮したまちづくりをしっかりと進めています。新しい駅ビルはバリアフリー設計で、高齢者が楽しめる講座や演奏会も企画してほしいです。

まちづくりに大切なことは、今必要なものは何かを考えると同時に、10年先、20年先を見越して、次世代の周南市民に何を引き継ぐかを考えることです。

参加者A 高齢者と若者を結びつけることが必要だと思います。現役を退いた高齢者に、仕事や地域での役割をお願いすることで、その方ご自身も元気になり、そして何より、高齢者が持っている知恵は、生活やまちづくりに大きな助けとなると思います。カフェの様子

市長 全ての小中学校で、地域の方が学校の運営に関わっていただいている「コミュニティ・スクール」が設立されています。

学校の行事に、地域の高齢者が参加し、反対に地域のイベントで児童・生徒がボランティアとして活動する。こうした取組みを積み重ねて、高齢者と若者の交流を広め、深めてほしいです。

地域の元気

参加者B 私が住んでいる地区をもっと盛り上げるため、今までなかった地区のお祭りを学校で開催したいと考えています。
学校は、高齢者と子どもが交流できる最適な場所です。お祭りでは、地区の高齢者の若い頃の写真を展示しようと思っています。この写真の展示をきっかけに、高齢者と地域の結びつきを強くしたいです。

市長 地区を元気にしたいとの想いを持ったリーダーの存在が、とても頼もしいです。私も自分が暮らす地区のアルバムを作ったことがありますが、年配者から地区の歴史を教わることができましたし、何より、古い写真の提供を依頼して回るだけでも、その方々とのコミュニケーションがとれて大変有意義だと感じました。

高齢者は、だれもが住み慣れた地域で、それぞれの能力を活かしながら、いつまでも安心して生き生きと笑顔で暮らし続けてほしいです。また、若い人も学校や職場でがんばってほしいです。
特に社会人は、良く働き、良く学び、良く遊んで、メリハリのある生活を送ってほしいです。

集合写真