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共に。カフェ 平成29年度実施状況(第2回徳山大学T-SAC)

印刷用ページを表示する更新日:2017年7月12日更新 <外部リンク>

平成29年度第2回「共に。カフェ」の様子

「共に。カフェ」のロゴマーク「T-SAC」が考案したコーヒーT-SACが作成した共にカフェのためのボード笑顔の市長

「T-SAC」のロゴをかざし、笑顔の参加者①「T-SAC」のロゴをかざし、笑顔の参加者②「T-SAC」のロゴをかざし、笑顔の参加者③「T-SAC」のロゴをかざし、笑顔の参加者④

 

T-SACの活動紹介を聞いて

市長 企業と共同して行う新商品開発は、どのように進めているのですか? 

学生A 今飲んでいるコーヒー「SHAKALIKI BLENDED COFFEE「T-SAC」が考案したコーヒー」(シャカリキ・ブレンド・コーヒ)も、 共同開発した商品です。味について「もっとスッキリとした感じが良い」など私達の出した意見を反映した商品をつくっていただきました。パッケージは、私達がすべてデザインしました。

市長 T-SACのロゴも、皆さんが作成されたのですか?

学生A Bさんが作りました。

学生B ウサギの絵は「T-SAC」のロゴ何度も描き直して、100羽以上描きました。ウサギの絵とロゴのバランスがうまくいかず、完成するまでに2~3週間かかりました。

市長 デザインについて、大学の先生からアドバイスを受けているのですか?

学生B 知財開発コースの原田一記特任教授からアドバイスを頂きました。

市長 良き指導者から技術的なアドバイスなどを受けることは、独学では気が付かない部分を指摘してもらえるので、大変有益だと思います。また、大学に専門の教授がいらっしゃるのは、心強いですね。

今後のサークルの目標は?

学生B 次なる新商品開発に取り組みたいです。もっといいものをつくりたいです。

お土産

学生B 今後は、お土産としても選ばれる商品を開発したいと考えています。仕事で出張に行かれる人から、パッケージや商品名だけで「山口県」や「周南市」が連想できるお土産が少ないとの声を伺います。また、女性からは「重たいお土産」は、新幹線や電車で遠い場所に移動する時に苦労するとの意見が多いです。市長は、どのようなお土産を選ばれていますか?

市長 私は、須金の巨峰でつくった「巨峰ワイン」や、高瀬の茶葉を詰め合わ「T-SAC」が考案したコーヒーを淹れる参加者せた「ほうじ茶」など、「地元産で」「美味しい」お土産を選んでいます。パッケージデザインも大切ですが、選ばれ続けるためには、中身が大切ですよね。

学生C いわゆる「一発屋」で終わるのではなく、長い間「周南市のお土産」として認知されるお土産づくりに取り組みたいです。

ホンモノとの連携

市長 味については、自分達だけテーブルを囲み語り合うカフェの全景①で開発するには限界があります。ですので、技術を持つ企業と連携して、T-SACのアイデアと企業のノウハウを結集させることによって、自分達が思い描くものを“共に”創り上げることも大切です。周南市のまちづくりも「共に。」をテーマとして掲げていて、市役所だけで考えるのではなく、みんなで「知恵」や「アイデア」を出し合い、共に活動に取り組むことで、まちの価値を高めることを目指しています。

○○らしさ、○○ならでは

市長 商品開発もまちづくりも、「○○らしさ」「○○ならテーブルを囲み語り合うカフェの全景②では」が必要だと思います。例えば山口県の「外郎」は、名古屋のものとは味わいが違いますし、他のまちにも同じような「外郎」がないため、「山口県ならでは」の和菓子として定着しています。まちづくりでは「シティプロモーション」も同様に、他の市や町と同じような発想から抜け出し、「そのまちならでは」の発想と戦略が必要です。皆さんも、「○○らしさ」を商品に結び付けてください。そして「周南市ならでは」の新商品を開発してください。

学生B 今しかできない「学生ならでは」の柔軟な発想を、新商品開発に生かしたいと思います。

デザインやネーミング

市長 多くの人から親しまれるお土産やヒット商品は、パッケージのデザインや商品名が洗練されており、 そういったところを工夫することが商品開発には大切だと思います。 Dさんは、自己紹介で「絵を描くことが好き」とありましたが、商品づくりに役立つ趣味ですね。高校時代でも勉強されていたのですか?笑顔の参加者二人

学生D 文芸部に所属して、イラストを描いたり、俳句を詠んでいました。

市長 俳句ですか!7月には「児玉源太郎顕彰会」が俳句を募集する予定だと聞いています。是非作品を応募してください。そして、俳句やイラストの技術を、商品開発に是非生かしてください。

継続して活動を続けていくためには

真剣な表情で市長に話す参加者学生C 最近は、市の職員の方にも“徳山大学の「T-SAC」”と、サークルを知っていただいています。今後は、“徳山大学といえば「T-SAC」”と呼ばれるよう、さらに成長させたいと思います。

市長 T-SACの活動が次の代に受け継がれ、活発な活動が継続することを期待しています。徳山大学の学園祭である「ポプラ祭」も、大学生だけでなく、市民も楽しみにしているイベントとして定着しています。この祭りは、どのような体制で運営されているのですか?

学生C 以前はポプラ祭を企画・運営する大学のサークルがありましたが、現在は学生会執行部を中心として他の部やサークルから集まり「実行委員会」を組織して、みんなで力を合わせて「ポプラ祭」を盛り上げています。

市長 団体の活動を続けていくことは、簡単なことではありません。T-SACでも、商品開発やイベントの準備などで大変なおもいをされることもあるとは思いますが、何より皆さんには楽しみながら活動してほしいです。楽しむことで、サークルに活気が生まれ、継続した活動に繋がると思います。

学生時代に経験すべきこと

学生A 学生時代にすべきことを教えてください。

市長 私は、「良き友達をつくること」「熱中できる何かを探すこと」が大切だと思います。私も学生時代は法律の勉強に打ち込んでいました。時には嫌になることもありましたが、同じ志を持つ友達がいたので、教え合ったり、刺激しあったりして、勉強を続けることができました。

学生C 最近は、「ボォーとしている学生が多い」と指摘を受けることがあります。私も、サークル活動などにしっかりと取り組みたいと思います。

大学生に求めること

学生A 大学生に求めることは何ですか?真剣な表情で市長の話を聞く参加者

市長 「挑戦」です。失敗を恐れず、バランス感覚を持って、色々なことに挑戦してください。

学生A 本日は貴重なお話をお聞かせいただいてありがとうございました。 T-SACも引き続き、活動していきたいと思います。

集合写真