職員紹介 vol.8―― 土木技術
※所属は掲載当時のものです。
土木技術で市民の安全を守る
就職先について自分が学んできた土木技術をどこで活かしていきたいか悩んでいた私は、生まれ育った周南市のために働きたいという気持ちから周南市の土木職を志望しました。
土木技術職は、みなさんが普段何気なく通っている道、生活を潤す河川、憩いの場でもある公園などの道路、河川、公園など、人々が生活する上で重要なインフラ施設の整備を、市民とより近いところで関わることができ、出来上がる過程を肌で体感できるところにとても魅力を感じています。
私たちが身近に利用している周辺施設に自分の手で整備を進めることができるのが土木技術職員の醍醐味です。また、これらの施設は、市民の安心安全を守っていく上で必要不可欠なものであるため、使命感をもって仕事に取り組んでいます。
自ら設計し、形にできる
周南市は自然が豊富であり、農林業が盛んに行われています。
私の所属する農林課の役割は大変重要なものとなっており、農業の生産性向上、森林資源の合理的な活用を図るために、改修工事等を行っています。
現地での状況確認から始まり、それを元に設計書の作成、施工業者への委託契約など、工事にかかるまでにも時間を要し、工事が着工してからも簡単にはいきません。
しかし、自分が設計した図面をもとに施設が完成し、目に見える形となって市民の方々に使っていただいている光景を見ると、その喜びはひとしおです。
入庁して間もない頃、右も左も分からず、これから上手くやっていくことができるか不安でした。
しかし、その不安をよそに、実際は優しい先輩方にご指導いただき少しずつ業務に慣れていくことが出来ました。
農林課は、土木技術職以外にも多くの事務職員で構成されているため、土木技術職員として普段あまり関わることのない人とも関係性を深めることができ、人脈を広げる一助となっています。
国体でも活躍!!オフはテニスに「打ち込み」
オフは、基本的に趣味のテニスに打ち込んでおり、平日は、終業後に練習時間を作り自分を高めていけるよう頑張っています。
2017年度は県予選を勝ち抜き、山口県成年男子の国体選手に選ばれました。
仕事もプライベートも両立させることができる環境で、日々の生活はとても充実感に満ちています。
一人前になるために
施工業者との協議や現場で話を進めていく際に、先輩職員に助けていただくことが多々あり、まだまだ勉強していかなければと感じています。これからの課題として、突発的な出来事や想定外の状況に陥ったとき、的確な判断力を持ち冷静に対処していく力を伸ばしていきたいと考えています。
そのために、たくさんの現場を見て経験し、知識を深めることで一人前の土木技術職員となれるよう日々精進していきたいです。
皆さんへのメッセージ
土木技術職では、インフラの整備やまちづくりなど、配属先は技術職の中では多く、幅広い視野を持って学んでいくことができます。
周南市は、自然が豊かでありながら産業も発展しており、生活環境の良い魅力的な場所だと感じています。私たち職員の使命は、この魅力的なまちを守り、より良く作り上げていくことです。みなさんと共に、この周南市で働ける日を楽しみにしています。
一日のスケジュール
8時30分 始業、朝礼、メールチェック
9時 県へ提出する予算資料の作成
10時30分 工事の設計積算
12時 昼休み
13時30分 林道橋の補修に関する現地打合せ
15時 地元関係者へ農業用施設災害復旧工事の説明
17時15分 終業