アミメキリン「ゴンタ」の死因について
印刷用ページを表示する更新日:2021年2月11日更新
アミメキリンのオス「ゴンタ」が令和2年12月29日に死亡しました。
死因について、山口大学の協力のもと詳細が判明しましたので以下の通りお知らせいたします。
死因
前肢腱付着部の骨剥離および骨折による起立不能に続発した循環不全
蹄(ひづめ)付近の検査の結果、起立するために使われる腱の付着部が骨折しており、起立困難な状態になったと思われます。
骨折した原因についてですが、現段階では正確な原因を特定することはできませんでした。しかし、このような大型動物は体重が重く、起立の時などには足先に非常に大きな力がかかります。その際にひねるなどのことが発生すると、骨の一部がかける等も想定されます。
キリンは歩くことで足先の血液を循環させることができます。座り続けたままの体勢が血液を滞らせ、死に至った可能性が高いと考えられます。