間伐について
印刷用ページを表示する更新日:2020年4月1日更新
間伐とは・・・?
生育過程で過密になった森林に対し、本数を減らすため、木々の一部を抜き切りする作業のことです。
間伐前
林内が薄暗く、下草が育たないため土砂が流出しやすくなり、風雪害をまねく原因に。
間伐後
林内に光が差し込み、下層植生も豊かになり、土壌の流失が抑えられます。
間伐によって、しっかり手入れされた森林は、二酸化炭素の吸収源として地球温暖化防止に貢献し、
また、地中にたくさんの水を蓄える「緑のダム」の役割も果たします。
技術研修をかねて行われた間伐作業の様子(大字須々万奥 黒瀬地内市有林にて)
チェーンソーを使った伐採作業
間近で木が倒されていく様は、迫力があります!!
「ハーベスタ」
木の伐倒→枝払い→玉切りまでを一気に行います。
時間にして、1本約1分程度という速さです!
「フォワーダ」
玉切りされた丸太を装備された「グラップル」で
つかみ、荷台に積み上げて輸送します。
「スイングヤーダ」
集材してきた木を、機体を旋回させて仕分けします。
トラックへの積込みも、あっという間に完了です。
近年、北米や北欧などで利用されている新しい林業機械が、日本国内でも普及してきています。
これらの高性能林業機械を用いると、間伐材搬出の一連の作業が機械化され、作業の効率化や、
生産コストの低減につながります。