【消費生活の知恵】新型コロナウイルスに便乗した詐欺に注意！

印刷用ページを表示する更新日：2021年3月15日更新＜外部リンク＞

新型コロナウイルスに便乗した詐欺に注意！

相談事例

保健所職員を名乗る男から「新型コロナワクチンの接種は医療従事者が優先だが、予約金を払えば今すぐ接種できる。ワクチン予約接種のために10万円を振り込んでください」という電話があった。このようなことがあるのだろうか。

回答

公的機関の職員が電話で新型コロナワクチンの接種を勧めることはありません。また、政府はワクチン接種を無料とすることに決めているので予約金などを支払うことはありませんし、ワクチン接種の優先順位は医療従事者、高齢者、基礎疾患のある人となっています。電話で新型コロナワクチン接種に関するお金の話が出たらすぐに切りましょう。

アドバイス

・このほか「PCR検査キットを5万円で送る」「高齢者向けの給付金が追加される」「コロナ禍で生活が困窮しているようであれば融資する」といったうそ電話や「コロナの影響で観光客が減った。助けると思って魚介類を買ってほしい」という悪質勧誘の電話などが確認されています。
・医療体制のひっ迫が心配されるなか、不安につけ込むような手口が次々と発生しています。自宅の電話を常に留守番電話設定にし、不審な電話には出ないようにしましょう。また、少しでも「おかしいな」と思ったら、ひとりで悩まず、消費生活センターや警察にご相談ください。
・新型コロナウイルスに関して、不正確な情報に惑わされないよう「消費者庁　新型コロナ関連消費者向け情報」公式LINEアカウントを是非ご活用ください。以下のリンクまたはQRコードから友だち登録すると、消費者向けの新型コロナウイルスの最新情報が受け取れます。

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