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【消費生活の知恵】不安をあおり契約させるリフォーム工事の点検商法

印刷用ページを表示する更新日:2021年5月1日更新 <外部リンク>

不安をあおり契約させるリフォーム工事の点検商法

相談事例

「近くで工事をしていたら、お宅の瓦が傷んでいるように見えた」と言って業者が訪ねて来た。点検は無料と言うので依頼した。すると点検後、業者から「傷みがかなりひどい。このままでは雨漏りするかもしれない。すぐに工事したほうがいい」と言われた。急なことで驚いて迷っていると、「今日契約すると、通常の工事代金よりも割引する」とせかされ、契約してしまった。契約した翌日、家族に相談したいので止めたいと連絡すると、「もう解約はできない」と言われた。

アドバイス

事例のような訪問販売の場合は、法定の契約書面を受け取ってから8日以内であれば、クーリング・オフ通知書を送付して解約できます。クーリング・オフは無条件解約のため、理由は必要ありません。クーリング・オフが可能な期間内に「もう解約はできない」と業者に言われたのであれば、クーリング・オフ妨害の可能性もあります。
住宅リフォーム工事などの勧誘が目的ということを告げずに点検を持ち掛け、不安をあおって契約をせかすという点検商法のトラブルが後を絶ちません。点検を依頼した場合でも、点検結果をうのみにしないで、冷静に受け止めることが大切です。他の業者にも点検してもらったり、工事が必要な場合は複数の業者から見積書を取って業者を選定したりするようにしましょう。

(令和3年5月1日掲載)


困ったときには、早急に相談しましょう。

市消費生活センター ☎0834-22-8321
消費者ホットライン ☎188 (いやや)

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