長期未着手都市計画道路の見直し
都市計画道路とは
都市計画道路とは、将来の都市のすがたを見通し、機能的な都市活動を確保するための最も基幹的な道路網です。
周南市の都市計画道路は、67路線約117kmで、そのほとんどが昭和30年から40年代にかけての高度経済成長期に計画決定されています。
長期未着手都市計画道路とは
計画決定から30年以上を経過した未着手路線を「長期未着手都市計画道路」と位置付け、社会状況の変化にともない、計画決定の趣旨が実情にそぐわないことも考えられるため、これらを見直しの検討対象としています。
周南市の長期未着手都市計画道路の延長は、約17kmあります。
長期未着手都市計画道路の見直しについて
山口県においては平成18年に、都市計画道路の見直し基本方針が策定されました。
さらに、平成24年に変更された、周南地域の都市計画の道しるべとなる区域マスタープランにおいても、特に長期未着手の都市計画道路について、検証や見直しを行うべきことが盛り込まれました。
都市計画道路の見直し基本方針
山口県「都市計画道路の見直し基本方針について」のホームページへ移動<外部リンク>
都市計画区域マスタープラン
山口県「都市計画マスタープラン」のホームページへ移動<外部リンク>
都市計画道路見直し特別委員会
周南市の都市計画道路の見直しについては、本市の諮問機関である周南市都市計画審議会に対して平成24年6月に、見直しに関する調査検討を依頼しスタートしました。
周南市都市計画審議会では、この依頼に対応するため、審議会の中に学識経験者等で構成される「都市計画道路見直し特別委員会」という専門部会を設置し、専門的な見地から見直しを進め、平成26年の2月に最終的な報告を受けています。
特別委員会の開催記録
- 第1回特別委員会:H24.11.14
- 第2回特別委員会:H24.12.19
- 第3回特別委員会:H25.2.6
第18回審議会:H25.3.4(経過報告) - 第4回特別委員会:H25.3.26
- 第5回特別委員会:H25.6.14
第19回審議会:H25.8.2(中間報告) - 第6回特別委員会:H26.1.21
第20回審議会:H26.2.24(最終報告)
必要性の検証・評価の考え方
4つの項目から路線または区間ごとに検証を実施し、各項目の検証結果を踏まえ、総合的な評価を行っています。
必要性の検証・評価の考え方[PDFファイル/72KB]
特別委員会による報告
都市計画道路見直しの方向性(道路網案)[PDFファイル/2.32MB]
今後の進め方について
周南市では、特別委員会での検証結果を含め、地域住民の方々の意見を聞きながら、問題点を整理したのち、周南市としてのあるべき、都市計画道路網を決定していきます。