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小谷遺跡

印刷用ページを表示する更新日:2021年7月12日更新 <外部リンク>

所在地

山口県周南市鹿野中
(都濃郡鹿野町鹿野中字小谷)

時代

縄文時代及び中世

立地

標高約360m、錦川左岸の川岸段丘

現状

畑地、水田

範 囲

東西約35m以上、南北約30m以上

種別

遺跡散布物

特徴遺構及び遺物

三段ある段丘の中位段丘に位置し、頁岩製の使用痕のある剥片、歴史時代土師器を採取した。
使用痕のある剥片は、寸詰まりの縦長剥片を素材とし、下端部に連続する剥落痕が認められる。
採取資料は微量であるが、過去に安山岩製剥片が採取されており、また、遺跡の立地と段丘面の広がりを考えると、遺跡の規模はさらに広範囲に及ぶものと推察される。

図及び写真

小谷遺跡の写真

現在の小谷遺跡跡地モニュメント

小谷遺跡案内図小谷遺跡案内図拡大

※本ページに使用した地形図は『鹿野町の歴史~鹿野町遺跡詳細分布調査の結果から~(著:鹿野町教育委員会)』作成時、昭62中福第200号で承認を受けた、建設省(現在の国土交通省)国土地理院発行の25,000分の1地形図を基に鹿野町教育委員会が作成したものである。

記載内容については鹿野町の遺跡~鹿野町遺跡詳細分布の結果から~ 著 鹿野町教育委員会より転載。旧鹿野町住所については現在の住所に修正したうえで、鹿野町の遺跡に記載のある住所も併記)。写真については現在の小谷遺跡跡地モニュメントを追加。