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山田家本屋(やまだけほんや)

印刷用ページを表示する更新日:2021年8月27日更新 <外部リンク>

山田家本屋

歴史を今に伝える茅葺の建物

慶長の頃小早川隆景に仕え、後に湯野の領主竪田元慶の家臣となった山田氏の住宅で、県指定有形文化財に指定されています。現在は湯野地区に移築されていますが、もとは旧山陽道に建っていました。
建物は中門造(ちゅうもんづくり)といわれる様式で、脇床吊棚の襖絵は江戸後期の徳山藩お抱え絵師朝倉南陵(あさくらなんりょう)が描いたもので、下部は隠し引出しになっています。他にも回転式雨戸、台所の筵天井(むしろてんじょう)など各所に工夫をこらした造りが見られます。
幕末には萩藩主・毛利敬親(たかちか)をはじめ、村田清風(むらたせいふう)、中山三屋(なかやまみや)などの勤皇の志士が立ち寄ったといわれ、歴史を今に伝えています。

 

基本情報

 
住所 周南市大字湯野4202-2
営業時間 10時~16時30分
定休日 毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日のときは翌日)
入場料 無料
アクセス(公共) JR徳山駅前から防長バス・湯野温泉行または柚木河内行50分「湯野温泉」下車、徒歩3分
アクセス(車) 山陽自動車道・徳山西ICから10分
駐車場 あり
お問い合わせ 周南市教育委員会 生涯学習課
Tel.0834-22-8677

 

地図