アジアの熱帯雨林ゾーン

徳山動物園リニューアル第5弾となる「アジアの熱帯雨林ゾーン」が令和3年11月23日にオープンしました。
国内最大級の広さを誇るスリランカゾウエリアをはじめ、生物多様性に富んだアジアの熱帯雨林に生息している生き物たちの魅力を楽しみながら、自然の大切さを感じてもらえるゾーンになっています。
アジアの熱帯雨林ゾーン
スリランカゾウエリア
「ミリンダ」と「ナマリー」の間に子どもが生まれることも想定したゾウエリアは、以前の約5倍の広さで、国内最大級の施設となっています。
新しい放飼場になれてくれば、ゾウたちが深さ1.6メートルのプールで豪快に水浴びをする姿や、目の前でエサを食べたりするところが観察できそうです。
熱帯いきもの館「太陽と水の森」
熱帯雨林の生態系のしくみや大切さ、そして自然と共存する未来を考える施設です。
鮮やかな色をしたカエルやトカゲ、カメレオンたちなどの生息地を再現した空間の中で展示しています。
コツメカワウソ舎
元気いっぱいのコツメカワウソたちがあちこちへ動き回ります。
カワウソと触れ合える「ぷにっとタッチングタイム」ができるように、ただいま練習中です。
マレーグマ舎
現在はメスの「マーヤ」1頭だけですが、将来的は繁殖にも考慮した施設となっています。ガラス越しに間近に見ることができ、また木登りが得意なマレーグマのために、長さ4m以上にもなる丸太を組んで野生下のような行動ができるようになっています。
キュウカンチョウ舎
ペットとしても親しまれ、おしゃべりすることでもよく知られています。
徳山動物園では、繁殖を目指して飼育をしています。
インドタテガミヤマアラシ舎
ヤマアラシの家族がのんびりと過ごしています。ガラス越しにヤマアラシの鋭い歯が観察できます。
アカアシドゥクラングール舎
世界で一番美しいサルといわれているアカアシドゥクラングールです。
樹上で暮らしているため、施設内に休憩台やロープ、縄ばしごなど、樹上生活に近い動きができるような設備を整えています。
一部、ガラス張りになっていますので、タイミングが合えば至近距離で観察できます。