風しんが増加しています。
印刷用ページを表示する更新日:2019年2月25日更新
風しん患者発生に伴う注意喚起
平成30年8月以降、全国的に風しん患者の拡大があります。山口県でも平成30年は25例、今年に入ってからも8例(平成31年2月22日現在)の風しん患者が報告されています。
これは、大流行した平成25年の前兆と似た現象になっています。
風しんの予防対策を適切に把握し、風しんにかからないように注意してください。
これは、大流行した平成25年の前兆と似た現象になっています。
風しんの予防対策を適切に把握し、風しんにかからないように注意してください。
感染拡大防止のための注意事項
30代から50代の男性で、これまで一度も風しんにかかったことがなくワクチン接種歴もない方は、ワクチン接種を受けることを検討しましょう。
妊娠を希望する女性と妊婦の同居家族の方へ
妊娠をしている方はワクチン接種を受けることができないため、不要な外出は避けましょう。その御家族をはじめ、妊娠を考えている女性やその周囲の方で風しんにかかったことがなくワクチン接種歴もない方は、ワクチン接種を受けることを積極的に検討しましょう。
風しんの症状は?
感染から14~21日の潜伏期のあと、発熱、発疹、リンパ筋腫脹が発現します。また、不顕性感染(感染しても症状がでない場合のこと)が15~30%程度あります。
まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が2,000~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。
まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が2,000~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。
先天性風しん症候群とは?
妊娠20週頃まで(特に妊娠初期)の女性が風しんに感染した場合、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れ等の障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。これらの障害を先天性風しん症候群と言います。
感染経路は?
風しんの主な感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへと感染します。
予防接種について
風しんは、予防接種を受けることで予防できます。
定期予防接種の対象者(1歳児と小学校入学1年前の幼児)の方は、早めに予防接種を受けましょう。
風しんにかかったことがない方、風しんの予防接種を受けていない方、風しん抗体が陽性と確認できない方は、予防接種を検討しましょう。
妊娠前の方の場合、風しんにかかったことがなくワクチン接種もない方は、ワクチン接種を受けることを積極的に検討してください。ただし、ワクチン接種後は一旦体内でワクチン用に弱められた風しんウイルスが増えていますので、2か月間妊娠を避ける必要があります。
既に妊娠されている方は、ワクチン接種を受けることができませんので、風しん流行地への旅行等は避け、妊婦の周りにいる方(妊婦の配偶者、子ども、同居家族等)も風しんに感染しないように予防してください。特に妊婦の配偶者、及びその同居家族は予防接種を御検討ください。
定期予防接種の対象者(1歳児と小学校入学1年前の幼児)の方は、早めに予防接種を受けましょう。
風しんにかかったことがない方、風しんの予防接種を受けていない方、風しん抗体が陽性と確認できない方は、予防接種を検討しましょう。
妊娠前の方の場合、風しんにかかったことがなくワクチン接種もない方は、ワクチン接種を受けることを積極的に検討してください。ただし、ワクチン接種後は一旦体内でワクチン用に弱められた風しんウイルスが増えていますので、2か月間妊娠を避ける必要があります。
既に妊娠されている方は、ワクチン接種を受けることができませんので、風しん流行地への旅行等は避け、妊婦の周りにいる方(妊婦の配偶者、子ども、同居家族等)も風しんに感染しないように予防してください。特に妊婦の配偶者、及びその同居家族は予防接種を御検討ください。
関連サイト
風しんについて(厚生労働省)<外部リンク>
風しんの感染症予防について(山口県)<外部リンク>
風しん急増に関する情報(国立感染症研究所)<外部リンク>