職員紹介 vol.10―― 保育士
※所属は掲載当時のものです。
周南市を志望した理由
私自身が幼稚園に通っていたとき、担任の先生が思いをよく聞いてくれたこと、上手になりたかった一輪車を応援してくれたこと、たくさん遊んでくれたことなどを覚えています。
昔から小さい子のお世話をすることが好きで、「保育園の先生になりたい」と小学生の頃からぼんやり思っていました。そして、中学生での職場体験や大学での教育実習を通して、全力で気持ちを伝えてくる可愛い子どもたち、子どもの思いに温かく応える先生たちと出会い、保育園・幼稚園の先生になりたいという思いが確かなものになりました。幼い頃からたくさんの思い出のある場所で働きたいと思い、周南市を志望しました。
現在の業務内容は?
自分の言いたいことを一生懸命お友だちに伝える姿、できるようになりたくて何度も挑戦する姿、自分の好きなことに夢中になって遊ぶ姿・・・子どもたちの頑張る姿、喜ぶ姿にたくさん出会うことができ、それを一緒に喜べたとき、とてもやりがいを感じます。しかし、誰一人として同じ子どもはいないので、一人ひとりの思いに寄り添い、前向きな気持ちになれるようなかかわりをすることは簡単ではありません。子どもの成長を長い目で見て、「どうしたらこの子はもっと遊びを楽しめるかな」「いろいろなことに興味をもてるかな」などと繰り返し考え、試行錯誤しながら、日々保育に励んでいます。
新人時代の思い出について
入庁したばかりの頃は、「これで良いのかな?」と保育について日々悩み、目の前のことに必死でした。そんな時に支えてくださったのは一緒に働く先生方です。少しでも子どもの成長に繋がる保育ができればと思い、新人時代は、周りの先生の言葉かけや保育室の環境の作り方、保護者の方へのかかわりなど、とにかく見たり聞いたりしていました。そして、良いなと感じたことを、真似して自分でやってみるということを大切にしていました。そうして働くなかで、自分の言葉や行動によって子どもの笑顔や意欲を少しでも引き出すことができたとき、とても嬉しい気持ちになったのを覚えています。
オフの過ごし方について
休日は、友人と美味しいご飯を食べたり、のんびりおしゃべりをしたり、車で出かけたりして過ごしています。友人と他愛もない話をしている時間がとても楽しいです。家でテレビを見たり好きな音楽を聴いたりして過ごすことも好きです。退庁後は、その日の保育を振り返ったり、明日は子どもたちとどんなことをしようかなと考えたりしながら帰宅し、家でゆっくり過ごしています。休日を楽しむことで、「また明日から仕事頑張ろう!」という気持ちになれます。
どんな職員になりたいですか?
私は、子どもの頑張りや成長など良い面にしっかり目を向け、それを伸ばしていけるような保育士になりたいです。子どもたちは、毎日笑ったり喜んだり、ときには怒ったり泣いたりしながら、たくさんのことを学んでいます。そんな子どもたちの気持ちに丁寧に寄り添い、一緒に喜んだり悲しんだりしながら、子どもの「頑張ろう」「やってみよう」という前向きな気持ちを引き出せるような先生でありたいと思います。そのために、日々、自ら学ぶ姿勢を忘れず、子どもたちと一緒に成長できるような努力をしていきます。
皆さんへメッセージ!
保育の現場で出会う子どもは、一人ひとりが異なる素敵な個性をもっています。そして一人の子でも、その日によって様子はさまざまです。毎日いろいろな表情や気持ちを見せる子どもたちの成長を援助していくことは、とても難しいことです。しかし、その分子どもから発見をもらったり、笑顔にしてもらったり、たくさんのパワーをもらったりすることができます。私は、周南市の職員として働くなかで、たくさんの子どもと出会い、頼れる先輩方や同僚に支えられ、充実した日々を過ごしています。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
ある日のスケジュール
8:30 始業・子どもの受け入れ
9:00 好きな遊び(室内遊び・戸外遊び) 戸外で体を動かしたり、室内で好きな遊びを楽しんだりします
11:30 給食
13:30 休憩
14:45 おやつ
15:15 好きな遊び、帰りの集まり、順次降園 降園前に絵本を読んだり、その日の出来事を振り返ったりします
16:15 保育環境整備、事務整理、保育準備など
17:15 終業