職員紹介 vol.2―― 行政事務
※所属は掲載当時のものです。
様々な角度から、市民生活に携わる魅力
もともと人と接することが好きだったこと、また、生まれ育ったまちのために何か貢献できる仕事をしたいと思い、周南市役所を志望しました。異動により様々な角度から市民生活に携わる経験ができることは行政事務職の魅力の一つではないではないでしょうか。
私は、10年間で5つの部署を経験をさせていただきました。
入庁して2年間は商工観光課で商店街の振興等に携わりました。その後4年間は課税課土地担当で、税金の基礎知識を学ぶとともに調査のために市内全域を回りました。調査で地名や場所を覚えることは、仕事だけでなく私生活でもとても役立っています。政策企画課では、市の最上位計画である総合計画の策定、ふるさと納税、こども議会の企画運営なども行い、山口県庁への出向中は、移住政策を担当させていただきました。現在の地域づくり推進課では中山間地域の地域づくりの支援を担当し、地域の方々が取り組まれる地域の将来ビジョン「夢プラン」をつくるサポート等を行っています。
5か所とも仕事内容は全く違いますが、その一つひとつが市民の生活に繋がっている大事な仕事です。10年経って少しずつ学んできたことが今の自分の仕事に生かせるようになってきたように感じています。
これまでで一番と感じたやりがい
一番というわけではないのですが、今の地域づくり推進課の仕事では、地域の方々と地域の未来について何時間も何日もかけて対話を重ねています。そうした時間や作業を地道に積み重ねてきたことで、取り組まれている方々の思いに小さな変化が生まれたり、少しずつ取り組みが形になっていく様子を見るととてもうれしい気持ちになります。
成長のための、積極的なチャレンジ
山口県へ出向中、全国の状況や県内市町の実情を知ることで今まで以上に視野が広がりました。外から周南市を見る機会を得られたのはとても貴重な経験でした。
20代の頃参加した自治体職員向けの研修(東京財団週末学校)では「公務員の本質」を一から学び直しました。正直とてもハードでしたが、全国に多くの大事な仲間ができ、今でも彼らの姿勢に刺激をもらっています。
自分から「学びたい」「変わりたい」と思った時が一番吸収できるチャンスなので、市役所以外での活動や研修など、ワクワクするようなことや面白そうだと思ったことは、ちょっと不安でもチャレンジしてみることをおすすめします。「どうやったら自分のまちに生かせるかな」と考えながら取り組むととても面白い経験になると思います。私もまだまだ経験不足なので、これからも「周南市職員」という軸はぶらさずに学んでいきたいと思います。
「地域づくり支援」のように、市役所の仕事はすぐに結果が出るものばかりではないので、粘り強く前向きにチャレンジし、何事も自ら考え、謙虚に学ぶ姿勢を忘れずにいたいです。また、本当にありがたいことに、職場では様々なことにチャレンジできる環境を上司や先輩がつくってくださっているので、今度は自分が後輩たちにもそういった環境を作っていけるといいなと思います。
市役所の仕事は、このまちに暮らす一人ひとりの幸せを真剣に考え、まちの未来を共につくる素敵な仕事です。様々なことを自ら学び、チャレンジする人を応援してくれる周南市役所で、ぜひ一緒に働きましょう。
一日のスケジュール
8:30 始業 メールチェック
9:00 資料作成
10:00 担当内打合せ
12:00 昼休み
13:00 移動
14:00 地域の方と協議
15:30 移動
16:00 帰庁 上司への報告 報告書作成
17:15 終業
場合によっては夜に地域への会議に参加