職員紹介 vol.15―― 栄養士
※所属は掲載当時のものです。
「生涯」健康な身体を保つためのお手伝いがしたい
食べることやお菓子作りが好きという理由から、食に対し興味が湧き、栄養学を学ぶことのできる大学へ進学しました。課外活動の一環で子どもに対する食育を行った際に、健康寿命を延ばしていくためには食育が必要と感じ、管理栄養士を目指すようになりました。周南市役所で働きたいと思ったきっかけは、食育に力を入れているという印象を受けたからです。「こどもあさごはんちゃれんじ」や「野菜メニューコンクール」の開催や、ほとんどの公立保育園に栄養士が配置されていることからそのように感じました。食育を推し進めていきやすい環境のある周南市で、学びながら働いていきたいと思い受験しました。
何もかも手探りな1年目、周りのサポートが励みに
最初に保育園に配属され、まず驚いたことは栄養士が調理作業を行うことでした。通常の食事に加え、離乳食やおやつまで全てを作らなければならず、戸惑いつつも、調理の先生方に教えていただきながら、少しずつ作り方を覚えていきました。また、園に栄養士は基本的には1人なので、他の園で勤務する先輩栄養士の皆さんに質問しながら、何もかも手探りで行わなければならないことが大変でした。しかし、職場の先輩の皆さんがとても気にかけてくださり、「大丈夫だよ」とサポートしていただいたことがとても励みになりました。
「おいしいよ。」「これ、また作ってね。」子どもたちの声が一番のやりがい
偏食であまり食べることができなかった子が、徐々に食べられるようになったり、嫌いな食べ物を食べられるようになったり、子どもたちの成長を間近で見ることができるところも、この仕事の醍醐味です。子どもたちに、美味しくて栄養バランスの整った給食を提供することや、様々な食体験をさせてあげることなど。初心を忘れず、日々精進していきたいです。
皆さんへのメッセージ
保育園での業務は、最初は戸惑うことが多いかと思いますが、食育を行いやすい環境で、周囲の方々も優しくサポートしていただけます。何より、子どもたちとの距離が近く、反応や成長を日々感じることができて、毎日が新鮮で楽しいです。また、調理現場を実際に体験し経験を積むことは、栄養士としてのスキルアップのための大きな糧となると思います。
皆さんと一緒に働くことができるのを楽しみにしています。
一日のスケジュール
8時30分 始業、ゴミ出し、着替え
8時40分 調理開始
10時30分 検食を持っていく、盛り付け
11時00分 子どもの様子を見に行く
11時30分 昼休み
12時30分 食器洗浄・おやつ作り
14時30分 事務作業
15時30分 食器洗浄・後片付け
16時00分 事務作業
17時15分 終業