職員紹介 vol.16――幼稚園教諭
※所属は掲載当時のものです。
頑張りをしっかり褒め、伸ばしてあげられる先生になりたい
私も周南市の保育園に通っていました。当時、鉄棒の逆上がりができるようになりたくて、毎日練習していた私に、先生は根気強くコツを教え、応援してくださいました。初めてできるようになった時には「すごいね!よく頑張ったね!」と思いっきり褒めてくださり、自信に繋がったことを覚えています。その時の先生のように、子どもたちの頑張りをしっかり褒め、伸ばしてあげられる先生になりたい、そして、慣れ親しんだ周南市に貢献したいと思い、志望しました。
幼稚園全体で幼児理解に努め、育ちを支える
幼稚園は子どもたちが15時に降園するので、その後に明日の保育環境を整えます。また、子どもの様子や私自身の関わり方を振り返り、毎日記録をつけることで、次の日の保育に生かしています。また、園内研修が定期的にあります。そこでは、クラスの子どもたちの育ちについて話し合う中で、他クラスの様子も知ることができ、園全体で幼児理解に努め、育ちを支えていく力に繋がっていると思います。子どもたちは日々、いろいろなことを経験する中であらゆる心情が芽生え、子どもなりに葛藤します。その中で、思うようにいかない時には「どうしたら良いかね」と一緒に考えたり、「どうしてだろう?」と疑問に思ったことを一緒に試したり、気持ちに寄り添いながら、一人一人の子どもたちのことをよく理解して関わることのできる先生が私の理想です。
1年目は目の前のことに追われ、無我夢中の毎日
入庁1年目はとにかく目の前のことに追われ、無我夢中で子どもたちと関わる毎日でした。「もっとこうしたら良かった」と後悔することも多く、数え切れないほどの失敗もしました。それでも、子どもたちは毎日元気に通ってきてくれて、可愛い笑顔を向けてくれます。そんな子どもたちの姿に、私の方が「もっと頑張ろう!」と元気をもらいました。あの時、あきらめずに乗り越え、頑張った経験があるからこそ、今の自分があると思います。
皆さんへのメッセージ
保育士・幼稚園教諭は、大切な命を預かり、成長を支えるという責任のある職業です。周南市では、保育の質を向上させるための研修や園内研修を通して、子どもたちの育ちについて学ぶ機会がたくさんあります。また、周りの先生方は、私が困っている時や悩んでいる時には、すぐに気づいて声をかけて、話を聞いてくださいます。
保育には正解がないので、迷ったり、悩んだりすることもあると思いますが、子どもたちと何かをやり遂げた時には、大きな達成感や喜びを子どもたちと共有することができます。子どもたちと過ごす時間は、かけがえのない喜びで溢れています。周南市で一緒に働くことが出来る日を楽しみにしています。
一日のスケジュール
8時15分 始業、保育環境整備
8時30分 子供の受け入れ
9時15分 好きな遊び(室内遊び・戸外遊び)
設定保育をすることもあります
12時00分 お弁当
13時00分 休憩
好きな遊び(室内遊び・戸外遊び)
14時10分 帰りの会
歌を歌ったり、絵本を見たり、子どもたちとその日の出来事を振り返ったりしています
14時30分 降園
15時00分 掃除、保育環境整備
16時00分 記録整理、保育準備
17時00分 終業