JR徳山駅から見る瀬戸内海の景色
JR徳山駅の新幹線改札口近くにある南北自由通路(エスカレーター棟2階)からは、瀬戸内海国立公園の島々をはじめとした景色を眺めることができます。
昼間は緑の島々や青い空や海を、夕方から夜にかけては、鮮やかな夕日や工場の灯り(工場夜景)を見ることができます。
そこから眺められる景色の一部をご紹介します。
大津島
徳山港から南西約10キロメートルに浮かぶ大津島。
島の一部が瀬戸内海国立公園に指定され、眺望・景観とも優れています。
太平洋戦争末期に造られた人間魚雷「回天」の訓練基地跡が今も残されています。戦時中には、島の周辺で人間魚雷「回天」の発射訓練が行われていたことで知られ、今も、訓練に使用された基地跡が残されています。また、「回天」にまつわる遺品、写真、模型などの資料を展示した回天記念館は、平和の尊さを現代に訴えています。
また、島周辺は四季を通じて絶好の釣り場になっており、多くの釣り客が訪れます。
大津島巡航ホームページ<外部リンク>
黒髪島
徳山港から南西に1.2キロメートルに浮かぶ島で、
良質の御影石の産地としても知られ、国会議事堂の建材としても使われています。
※一般の方の上陸はできません。
粭島
JR徳山駅前からバスで約35分のところにある粭(すくも)島。
ふぐのはえ縄漁発祥の地と知られ、最高品質の「徳山ふぐ」が水揚げされます。
「海を渡る神輿」として知られる「貴船神社夏祭り」は7月下旬頃に開催され、その勇壮な光景をカメラに収めようと、多くの写真家が訪れます。
東浜崎の石灯台
古くから天然の良港として栄え、海上交通の要衝だった徳山港。
この石灯台は、明治時代の徳山港のシンボルとして東浜崎に設置され、その役割を果たした後、平成14(2020)年3月に晴海親水公園に移設し、現在に至っています。
この地方最古最大のもので、歴史と伝統のある徳山港として、再び注目されています。
晴海親水公園
JR徳山駅から歩いて約10分のところにある公園。
南国の情緒が溢れ、海辺に開かれたシンボル空間として、市民の憩いの場となっています。
工場夜景の鑑賞スポットとして、日本夜景遺産にも登録されています。
周南市地方卸売市場水産物市場
周南市の海の幸であるふぐ、はも、たこをはじめとした水産物の取引が行われています。
「徳山ふぐ」、「周防はも」、「周南たこ」は、市内の各飲食店で取り扱っていますので、ぜひご賞味ください。