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共に。カフェ 平成29年度実施状況(第3回大道理まんが村)

印刷用ページを表示する更新日:2017年7月12日更新 <外部リンク>

平成29年度第3回「共に。カフェ」の様子


 笑顔の参加者①参加者②参加者③

笑顔の参加者④「共に。カフェ」のロゴ笑顔の参加者⑤

笑顔の参加者⑥笑顔の参加者⑦市長の写真

 

活動紹介を聞いて

市長 若者を受け入れる地域には、活力がありますよね。「大道理芝桜まつり」は、行政の支援を受けず、地域が自立して企画・運営され、多くの来場者で賑わっていますよね。皆さんがお手伝いをされている姿も拝見しましたよ!

参加者A 地域の方々には、温かく見守っていただいています。テーブルを囲み語り合うカフェの全景①

参加者B イベントのお手伝いも楽しいです大道理の方は、皆さん本当に元気です。

市長 本日の会場である「夢求の里交流館」も、地域の方の提案でオープンしました。地域活性化に繋がるビジネスの場としても活用できる施設です。

市長 皆さん、日々忙しい様子ですね。マンガはいつ描いているのですか?

参加者A みんな時間はバラバラで、自分のペースで描いています。Cさんは夜遅い時間まで描いていますが、Dさんは規則正しいです。

市長 最近の創作活動は?

参加者A 公共施設再配置の啓発用マンガ冊子を、それぞれのメンバーがパートに分かれて作成しました。

参加者C 私は、WEB版コミックマーケットの「コミカワ」で『漫画家になりたくて男女6人農村暮らしをはじめました』を連載しています。6月30日には、単行本が発売されます。本物の原稿を見せてもらう市長と、それを説明する参加者

(原稿を市長に見せる)

これは、第1話の原稿です。この原稿をデータに取り込み、パソコンでセリフを入れていきます。

市長 初めて原稿を見ました!ホンモノには重みがありますね!

 

良き仲間

市長 新聞には「周南市版トキワ荘」と紹介されていましたね。共同生活を送りながら創作活動に取り組める環境は良いですね。良き仲間と切磋琢磨してください。漫画家志望の若者が集まった東京の「トキワ荘」でも、みんなで映画を観に行ったそうです。映画や演劇、小説などは、創作活動の糧になるようですね。皆さんも、一緒に映画を観に行かれることはありますか?

参加者A 昨年は、みんなで「シン・ゴジラ」を観に行きました。

市長 私も2回観ました。危機管理の在り方を考えさせられる映画でしたよね。

合作について

市長 「トキワ荘」の住人達が合作して描いたマンガもありました。アイデアを出し合うことで、より良いものを創ることができます。

参加者A さいとう・たかお先生の「ゴルゴ13」のように、シナリオと作画の分業よる作品づくりもありますね。

市長 それぞれの強み、長所を生かすことは、まちづくりにも大切なことです。

大道理まんが村の生活

市長 食事はどのように準備されていますか?テーブルを囲み語り合うカフェの全景②

参加者A 当番制で、みんなで交代しながら準備しています。

市長 アトリエはどのような雰囲気ですか?畳に座ってマンガを描いているのですか?

参加者A 空き家をリフォームして、土間を洋室のアトリエに改修しました。

市長 インターネット環境については、電波や電気容量の問題が『漫画家になりたくて男女6人農村暮らしをはじめました』の第4話で描かれていましたね。

その後、トラブルは発生していないですか?

参加者D 仕事にも支障はなく、快適に利用できています。

山口県出身の漫画家

市長 山口県は、多くの漫画家を輩出しています。下松市出身の堀江卓さん、徳山高校出身の本村三四子さんなど。堀江さんの『矢車剣之助』や本村さんの『おくさまは18歳』は、テレビ化や映画化されました。

参加者B 岩国市出身の弘兼憲史さんも、ご活躍をされていらっしゃいますよね。

参加者C 自分が生まれる前に描かれた作品から学ぶことも多いです。

市長 皆さんもがんばってください!これからも作品に個性を出してほしいです。

 

読書と創作活動

市長 皆さんは小説を読みますか?参加者に語りかける市長

参加者A 地区の廃品回収で出されたものを頂いたことがあります。

市長 ストーリづくりなどで役に立つと思いますので、しっかり本を読んでほしいです。来年2月には、徳山駅に365日営業する図書館がオープンする予定です。この図書館では、「ファッション」や「アート」などのライフスタイルに特化したジャンルの書籍を、お茶を飲みながら読むことができます。大道理でも、街中でも、場所を変えて気分を入れ替えながら読書を楽しんでください。

好きな作品、影響を受けた作品

市長 皆さんの好きな作品、影響を受けた作品を教えてください。

参加者A 『刃牙』シリーズです。キャラクターが好きです。

市長 英語のcharacterには「個性の強い人」の意味もあります。まちづくりも同じように、「そのまちならでは」「この地域だからこそ」を発見して磨いていく必要があります。

参加者C 『三月のライオン』です。将棋の話で、映画化されました。

市長 漫画を読んでプロ棋士を目指す子どもも多いと思います。また、実際に中学生のプロ棋士が現在活躍されていますよね。漫画やニュースに取り上げられた題材は、知名度や認知度が格段に上がります。

参加者B 『鋼の錬金術師』です。テーブルを囲み語り合うカフェの全景③

市長 どのようなところが好きですか?

参加者B 主人公の成長していく姿が描かれているところです。

参加者E 『思い、思われ、ふり、ふられ』です。

市長 雑誌で連載されているのですか?

参加者E 毎月発刊されている「別冊マーガレット」で連載されています。

参加者F 『ハッピーシュガーライフ』が好きです。コマの見せ方がうまいと思います。

市長 テクニックで、読み手を物語に引き込むことができますよね。市役所からの情報発信も、「伝える」ではなく「伝わる」ことを第1に取り組んでいます。

参加者D 『ダンジョン飯』です。ファンタジーとグルメを同時に楽しめる漫画です。

市長 グルメといえば、大道理での食生活を題材にしたら、おもしろい漫画になるのでは(笑)?グルメの漫画は、たくさんありますよね。切り口を変えたり、新たな視点で物語を描くことで、新たなファンを獲得できるのですね。まちづくりも、新しいアイデアや今までにない発想で取り組むことが必要ですよね。

参加者G 『ドラゴンボール』が好きです。

市長 私も子どもとアニメを観ていました。親子が一緒に楽しめる作品も良いですよね。

漫画による情報発信

市長 市から依頼した「公共施設再配置計画」のマンガは、分かりやすいと好評をいただいています。私が小学生の頃は、「マンガばかり読んでいないで、勉強をしなさい」と怒られていましたが、今では、マンガは知識や情報を得ることができるツールの1つとして活用されています。

まちづくりに期待すること

参加者A 「しゅうニャン市プロジェクト」のように、ユーモアのある事業が増えるとうれしいです。楽しいまちにしてほしいです。

市長 シティプロモーションは、柔軟な発想で進めています。幅広い世代からのアイデアや知恵を結集させ、今の市民のために、そして未来の周南市民のために「共に。」のまちづくりを進めていきます。

集合写真