四熊家住宅主屋及び診療棟
印刷用ページを表示する更新日:2017年5月10日更新
四熊家住宅主屋(しくまけじゅうたくしゅおく)
登録有形文化財(国土の歴史的景観に寄与しているもの)
登録年月日:平成12年10月18日
所在地:周南市土井(どい)
地図<外部リンク>
時代:江戸後期
主屋は、江戸時代初期から医業を受け継いだ旧家の主屋で、桁行8間半、梁間5間半、2階建てで、屋根は寄棟造、茅葺で、周囲に桟瓦葺の庇を巡らせています。県下でも数少ない大規模な茅葺屋根を残す民家で、裏山を背負って建つ姿は、地域を代表する歴史的景観を形成しています。
四熊家住宅診療棟(しくまけじゅうたくしんりょうとう)
登録有形文化財(国土の歴史的景観に寄与しているもの)
登録年月日:平成12年10月18日
所在地:周南市土井(どい)
地図<外部リンク>
時代: 明治後期
診療棟は、主屋の玄関脇に前方に突出して設けられた付属棟で、約5メートル四方の診療室とその東脇の出入り口・受付からなります。外壁は鼠漆喰塗りとし、縦長の上下げ窓の窓枠や隅の柱形は繰形を付けて白漆喰で仕上げ、控えめながら洋風の意匠を造っています。