周南市高齢者プラン(第10次老人保健福祉計画・第9期介護保険事業計画)
計画の趣旨
本市では、令和3(2021)年に策定した「周南市高齢者プラン(第9次老人保健福祉計画・第8期介護保険事業計画)」において、基本理念である「住み慣れた地域で支え合い、“自分らしく”安心して暮らせるまちづくり」の実現に向け、地域包括ケアシステムの更なる推進に向けた取り組んできました。 このたび計画期間が満了したことから、国の第9期計画の基本指針に基づき、ひとり暮らし高齢者の世帯や高齢者のみの世帯の増加、認知症高齢者の増加など、高齢者を取り巻く様々な課題等を踏まえ、「周南市高齢者プラン(第10次老人保健福祉計画・第9期介護保険事業計画)」を策定しました。
今後は、本計画の基本理念である「住み慣れた地域で支え合い、自分らしく安心して暮らせるまちづくり」を念頭に、「支える側」及び「支えられる側」という従来の関係を超えて、人と人及び人と社会がつながり、一人ひとりが生きがいや役割を持ち、助け合いながら暮らしていくことのできる地域共生社会の実現を目指し、より一層の推進を図っていきます。
計画の位置づけ
本計画は、老人福祉法(昭和38年法律第133号)第20条の8に基づく老人福祉計画及び介護保険法 (平成9年法律第123号)第117条の規定に基づく介護保険事業計画として、両計画を一体的に策定します。また、本計画は、国、県等の関連計画と連携を図るとともに、本市の上位計画である「周南市まちづくり総合計画 後期基本計画」を基本とし、第4次周南市地域福祉計画等の計画と連携がとれ た計画とします。
計画期間
本計画の対象期間は、令和6(2024)年度から令和8(2026)年度までの3年間とし、第8期計画を引 き継ぎ、2025年問題、さらにはその先の団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年問題を見据え、 地域の実情に応じた地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進を図ります。