おとなの歯科検診(いい歯スマイル検診、後期高齢者のお口(くち)の健康診断)
日本では現在、成人の約8割が歯周病にかかっていると言われています。
歯周病は中高年で発症するのではなく、10歳代・20歳代から症状が現れ、徐々に症状が進行していきます。
被せ物の境目などのむし歯や、自覚症状がほとんどない時期の歯周病を早めに発見するためには、専門家による定期的な歯科検診が不可欠です。
定期的に歯科検診を受けて、歯周病を予防しましょう!
歯周病は若い人にも身近な病気
山口県では、20歳代で歯ぐきに症状がある人は2.5人に1人。痛みが無いから大丈夫、と思っていませんか?歯周病は、痛みがないまま進行します。
また、山口県では、20歳代でむし歯の治療が必要な人は2人に1人です。定期的に歯科医院で見てもらいましょう。
(平成27年県民歯科疾患実態調査より)
周南市の歯科検診
いい歯スマイル検診
令和6年度から、1歳6か月児・3歳児歯科健康診査対象児の保護者も対象になります。
対象
いずれかに該当する人
- この年度に20歳から70歳までの5歳刻みの節目年齢になる市民(20,25,30,35,40,45,50,55,60,65,70歳になる市民)
- 妊婦(年齢制限無し)
- 1歳6か月児・3歳児歯科健康診査対象児の保護者
実施期間
- この年度に20歳から70歳までの5歳刻みの節目年齢になる市民(20,25,30,35,40,45,50,55,60,65,70歳になる市民)
→令和6年6月1日~令和7年2月28日
- 妊婦(年齢制限なし)
→通年受診可
- 1歳6か月児・3歳児歯科健康診査対象児の保護者
→お子様の1歳6か月児・3歳児歯科健康診査の受診期間
内容
問診、歯と歯ぐきの健康状態を調べる検査、口腔がんを含む口腔粘膜疾患の検査
自己負担
無料
※年度内につき1人1回限り
受診の際必要なもの
健康保険証、受診券
妊婦、1歳6か月児・3歳児歯科健康診査対象児の保護者は、母子健康手帳、いい歯スマイル検診(歯科検診)受診票または親子歯科健診受診票
実施医療機関
受診方法
事前に市内の歯科医療機関に直接予約をとって受診してください。受診後は必要に応じて治療、定期的に検診を受けましょう。(治療やクリーニングは自己負担です。)
妊娠中の人は
妊娠中は、ホルモンバランスの変化や、つわりによる歯みががき不足などが原因で、むし歯や歯周病に罹りやすくなっています。
歯周病は、早産・低体重児の出産リスクを高めるとも言われています。
体調の良い時に、早めに受診しましょう。
(12週~27週頃がおススメです)
母子健康手帳といい歯スマイル検診(歯科検診)受診票(母子手帳交付時に妊産婦健康診査受診票と一体型で配布)を持って受診してください。
また、妊婦の家族も、生まれてくる赤ちゃんのために、歯科検診を受けてむし歯や歯周病があれば、治療を受けておきましょう。
後期高齢者の歯科検診
後期高齢者のお口の健康診断
山口県後期高齢者医療広域連合では、無料でお口の健康診断を実施しています。
詳細は山口県後期高齢者医療広域連合<外部リンク>のホームページからご確認ください。
対象
- 前年度中に、75歳を迎え資格を取得された人(令和6年度対象者:昭和23年4月1日~昭和24年3月31日生まれの方)
- 前年度中に、一定の障害がある人で広域連合の認定を受け資格を取得された人
- 1と2以外の人で、受診を希望する人(今年度の新規資格取得者を除く)県内先着1000人
実施期間
令和6年6月1日から令和7年1月31日
内容
基本評価、口臭(口のにおい)、咬合力(かむ力)、口腔機能(口のはたらき)、嚥下機能(のみこむ力)、口腔乾燥(口の乾燥)
自己負担
無料
受診の際必要なもの
受診券、質問票、被保険者証
※対象の1と2に該当する人は、5月末頃に、封書で受診券が届きます。(手続き不要)
※対象の3に該当する人、受診券の再発行が必要な人:保険年金課(電話:0834-22-8311)にご連絡ください。
実施医療機関
山口県後期高齢者医療広域連合<外部リンク>のホームページから御確認ください。
受診方法
実施医療機関で受診ください。
受診後は必要に応じて治療、定期的に検診を受けましょう。(治療やクリーニングは自己負担です。)