周南市中山間地域づくり指針について
中山間地域ってどんなところ?
厳しくも優しく美しい四季の移ろいが織りなす、素朴で懐かしい日本の原風景が、今もなお、数多く残る中山間地域。
人々の暮らしの場であり、水源のかん養や二酸化炭素の吸収、新鮮で安全な農林水産物など、かけがえのない恵みを有する地域です。
本市の中山間地域とは
「山口県中山間地域ビジョン」に基づき、地域振興5法により公示された地域または区域および農林水産省の農業地域類型区分による山間農業地域、中間農業地域のいずれかに該当する地域です。
具体的には、以下の11地区が該当します。
大津島・須金・中須・須々万・長穂・向道・和田・八代・高水・三丘・鹿野
周南市中山間地域づくり指針
策定の趣旨
これまで、周南市における中山間地域づくりの方向性は、第2次周南市まちづくり総合計画後期基本計画における重点推進プロジェクト「持続可能な中山間地域づくりプロジェクト」を、中山間地域づくり指針として位置付けていました。
第3次周南市まちづくり総合計画以降においては、住民に最も身近な行政として、本市の中山間地域の特性に応じ、身近な暮らしに視点を置いた中山間地域づくりの方向性を明確にするため、第3次周南市まちづくり総合計画のうち中山間地域づくりにかかわる内容を整理して、周南市中山間地域づくり指針を策定することとしました。
周南市中山間地域づくり指針 [PDFファイル/1.03MB]
目標
人口減少や高齢化が進む中でも安心して誇りを持って暮らし続けられる地域の実現
施策の方向性及び展開
(1)暮らし続けられる生活圏づくりの推進
小学校区等の生活拠点において、身近な生活サービスの維持・確保や、地域資源を活用した経営の視点を取り入れて収入を確保する取組みなど、持続可能な地域づくりを進めます。また、買い物や医療などの一定の生活サービス機能を有する地域都市拠点等への生活交通を整備するなど、住み慣れた地域の中で安心して暮らし続けられる地域づくりを推進します。
- 地域の夢プランの推進
- 小さな拠点づくりの推進
- 公共交通の確保・充実
- 地域づくり活動拠点の確保
(2)地域の新たな担い手づくりの推進及び地域資源の利活用
地域ぐるみで新規就農者をはじめとした移住者の受入を進めるとともに、将来的な地域の担い手にもつながるよう、本市と何らかの形で関わる関係人口の創出・拡大を図るなど、地域を支える新たな人材の確保を推進します。
地域資源を利活用して、地域産品のブランド化や6次産業化、販路拡大に向けた取り組みを推進し、地域経済の活性化や地域の魅力向上を図ります。
- 移住の促進
- 関係人口の創出・拡大
- 農林水産業の多様な担い手の確保と育成
- 地域産品のブランド力の向上
所管している主な施設
関連する主な計画
- 周南市過疎地域持続的発展計画(令和3年度~令和8年度) [PDFファイル/1.27MB]
- 山村振興計画(周南市) [PDFファイル/321KB]
- 大津島離島振興計画(周南市) [PDFファイル/1.5MB]
しゅうなん地域づくり応援サイト
中山間地域の「知る」「楽しむ」「暮らす」を発信中!