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【消費生活の知恵】自身の信用は自分で守ろう!ローン・クレジット編

印刷用ページを表示する更新日:2022年3月1日更新 <外部リンク>

自身の信用は自分で守ろう!ローン・クレジット編
~2022年4月から「18歳で大人」~

相談事例1

アパレルショップで洋服を買って15,000円をクレジットカードで支払った。一括払いのつもりだったのに、後日届いたカード利用明細書には「支払金額5,000円 リボ払い」と書かれていた。

アドバイス

リボ払いとは、利用金額や件数に関わらず、あらかじめ定めた一定額や一定の割合を毎月支払う方法です。カードの支払方法がリボ払いで登録されていると、買い物時に一括払いを希望しても自動的にリボ払いとなってしまいます。リボ払いは支払残高に一定の比率の手数料(13%~15%が多い)がかかり、たびたびカードを利用すると知らぬ間に未決済残高が積みあがって、カードの利用枠がいっぱいになってしまうこともあります。カード申込時には、会員規約をよく読んで、リボ払い専用のカードではないか、初期の支払設定がリボ払いになっていないかを確認しましょう。

関連情報
国民生活センター「18歳から大人に!クレジットカードの使い方を考えよう!」<外部リンク>

相談事例2

オンラインスクールの説明を聞いたが、契約金額が高額で「支払えない」と言うと、職業を偽って消費者金融で借りるように言われ、借金して契約してしまった。

アドバイス

使用目的や職業、年収等について、ウソをついて借金することは絶対にやめましょう。ローンやクレジット(キャッシング利用を含む)の契約内容や返済状況に関する情報は、一定期間、信用情報機関に登録されます。私たちがローンやクレジットの利用申し込みをしたとき、金融機関やカード会社は、これらの情報を基に、決められた返済額を期日までに支払うことができるか等を判断することになります。

関連情報
国民生活センター「借金するよう指示し、強引に契約を迫る手口に注意」<外部リンク>

まとめ

クレジットカードの「クレジット」は「信用」のことで、利用者の信用を基に、利用者とカード会社の間に契約が結ばれ、カードの利用限度額が設定されます。もし、支払期日に遅れてしまうと、信用が損なわれクレジットカードの利用ができなくなるだけでなく、スマートフォンの新規契約もできなくなる場合があります。自分の収入に合わせて計画的に利用しましょう。

2022年4月から、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられます。契約する前に、契約内容やきちんと支払いができるかをしっかり確認しましょう。

成年年齢引下げについてはこちらのページをご覧ください。

(令和4年3月1日掲載)


不安に思ったとき、困ったときには、早急に相談しましょう。

市消費生活センター ☎0834-22-8321
消費者ホットライン ☎188 (いやや)