周南市誕生までのあゆみ
平成15年4月21日 「周南市」誕生
徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町は、合併により平成15年4月21日から周南市として生まれ変わり、「県勢発展をリードする−元気発信都市−の創造」を基本目標とした新たなまちづくりがはじまりました。
合併前の2市2町
市町名 | 面積(平方km) | 人口(人) |
---|---|---|
徳山市 | 339.87平方キロメートル | 104,227人 |
新南陽市 | 64.26平方キロメートル | 32,799人 |
熊毛町 | 70.50平方キロメートル | 16,685人 |
鹿野町 | 181.46平方キロメートル | 4,485人 |
合計 | 656.09平方キロメートル | 158,196人 |
(平成15年5月1日現在)
制定の理由
徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町の2市2町は、山口県東南部の周南地域に位置しています。
周南は古くから周防の国の南部を示す言葉として、瀬戸内海を望む広い地域を指していて、温暖な気候と山海の幸に恵まれた豊かなイメージを彷彿させてくれます。
この2市2町は、市民生活、産業経済活動も極めて結びつきが深く、既存の行政の枠組みを超えて諸活動は一体的に展開されています。
昭和39年には、「工業整備特別地域整備促進法」に基づき、徳山市、新南陽市、熊毛町が周辺関係市町とともに「周南地区」として位置付けられています。
また、昭和46年には、国の「広域市町村圏振興整備措置要綱」に基づく「周南地域広域市町村圏」が設定され、相互の連絡調整や住民票の広域発行などの共同事務処理を行うほか平成7年には「地方拠点法」に定める「周南地方拠点都市地域」に指定され、周南関係市町とも協力連携を図りながら地域の一体化と均衡ある発展を目指した取り組みを進めてきました。
このように、2市2町の広域的な取り組みでは、常に「周南」との地域名を冠していて、また社会活動や企業活動を営む様々な団体においても名称に「周南」が用いられていることも多く、地域の総称として一般的に定着しています。
合併協議会では、こうした状況を踏まえるとともに、新市名は住民相互が認め合い尊重できるものを、しかもこれまでの各市町の歴史や伝統を継承しつつも、新都市の発足にふさわしい名称を付けることが望ましいとして、住民公募結果も参考にしながら『周南市』を採用することにしました。