ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 事業者向け情報 > 産業振興 > 水素事業 > 燃料電池フォークリフト実証実験の結果について

燃料電池フォークリフト実証実験の結果について

印刷用ページを表示する更新日:2018年2月19日更新 <外部リンク>

燃料電池フォークリフト実証実験の結果について

市では、水素需要の拡大及び地方卸売市場のクリーンな環境を目指すことを目的に、燃料電池フォークリフトを使った実証実験を行いました。
実証実験の結果を以下の通り報告します。

期間

平成27年9月16日(水曜日)から平成29年3月31日(金曜日)
(総稼働日数:353日、平均稼働時間5.05h/日)

燃料電池フォークリフト

株式会社豊田自動織機の燃料電池フォークリフト(以下、FCフォークリフト)1台を周南市の管理のもと、徳山青果株式会社が日常の作業に使用。

導入した燃料電池フォークリフト

稼働実績

【FCフォークリフト】
・稼働時間1,781.8時間 ・水素充填量:2,445.296Nm3
・燃料費:259,236円 ・平均燃費 :0.729時間/Nm3
・CO2排出量414g-CO2/Nm3※1
※1本市で受託中の環境省委託事業H28年度報告書より
FCフォークリフト使用中はCO2を排出しないため本市の水素ステーションにおけるWell to Wheelで試算

(参考)比較対象
【期間中に市場で使用されたエンジンフォークリフト4台の平均】
・平均稼働時間:2,126.725時間 ・給油軽油量:4,022.25L
・平均燃料費:108.4円/L ・平均燃費:0.529時間/L
・CO2排出量:5,424.95g-CO2/h
※2
※2「総合効率とGHG排出の分析」(Jari)と本市卸売市場の実績より

実証実験結果(エンジンフォークリフトを使用した場合との比較)

1.CO2削減量

8,653.82kg-Co2(40年生のスギ約983本が1年間に吸収する量に相当)

2.燃料費削減額

105,881円

実証実験結果まとめ

・Fcフォークリフトは利用段階においてCo2を排出しないため、Co2の大幅な削減が可能
・燃料の市場価格の変動にもよるが、Fcフォークリフトの燃料費は、従来のエンジンフォークリフトよりも安くなる可能性がある
・電動フォークリフトと比較して、燃料の充填時間が短く、使用者の利便性が高い

※詳細についてはこちらもご覧ください [PDFファイル/600KB]

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)