ツキノワグマの被害を防ぐために
印刷用ページを表示する更新日:2024年11月13日更新
外出時にツキノワグマに遭遇しないために
- 自分の存在をクマに知らせる
クマは、ほとんどの場合、人よりも先に人間の接近を知って繁みなどへ逃げていきます。
笛や鈴、ラジオなど音の出るものを携帯し、自分の存在をクマに知らせましょう。 - 朝夕は特に注意
クマの活動が活発な早朝や夕方は特に注意しましょう。日没後の外出時にも注意しましょう。 - 悪天候の日も注意
雨や風の強い日、霧の濃い日は、クマも人の気配に気づかず、至近距離まで接近することがあります。普段以上に注意しましょう。 - 山野に入るときは、1人でなく複数で行動してください。
- クマの出没情報があったところには近づかないようにしてください。
周南市内の出没情報
もしツキノワグマに遭遇したら
- 遠くにクマの気配を感じたら
落ち着いて状況判断してください。
クマが気づいていなかったら、こっそりその場を離れましょう。
クマが気づいていたら、クマの動きから目を離さないように、クマの移動方向とは逆の方向に離れましょう。 - 近づいてきたら
クマの目を見ず、ゆっくり後退してください。
このとき、ペットボトルなどクマの注意をひきそうなものを、少しずつ置いて時間を稼ぎましょう。 - 走って逃げない
落ち着いてクマに背を向けずに、ゆっくりとその場を離れましょう。絶対に走って逃げることはしないでください。 - 子グマでも注意
子グマでも決して近づいてはいけません。必ず近くに母グマがいます。子グマを守ろうとして、人をおそうことがありますので危険です。
ツキノワグマを呼び寄せないために
- 収穫物や野菜くず、ゴミ、ガソリンなどを野外に放置しないでください。
- 収穫しない柿や栗は早めに除去しましょう。
- 養蜂箱を家の近くに置かないようにしましょう。また、家の周りにハチの巣がある場合は除去しましょう。
- 森林などに隣接する農地では、クマの潜み場となる周囲の灌木などの刈り払いを実施しましょう。
リーフレット
西中国山地ツキノワグマ保護管理対策協議会が作成したリーフレットです。
自治会内での回覧や配布などにお役立てください。
リーフレット「ツキノワグマの被害を防ぐために」 [PDFファイル/2.27MB]
ツキノワグマを目撃したときは
ツキノワグマを目撃した時は、市か警察に連絡してください。
ツキノワグマの特徴
- 体毛は真っ黒
真っ黒以外の動物は、ツキノワグマではありません。 - 脚が太い
脚が細い場合はイノシシの可能性があります。 - 体の前面に白い月の輪の模様がある。
※ ツキノワグマ以外の野生のクマは、山口県内に生存しません。
目撃場所 | 連絡先 |
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旧徳山市 |
周南市 農業振興課( Tel 0834-22-8151) |
旧熊毛町 | 周南市 熊毛総合支所産業土木課(Tel 0833-92-0014) 光警察署(Tel 0833-72-0110) |
旧鹿野町 |
周南市 鹿野総合支所産業土木課(Tel 0834-68-2335) |