地域医療を守る条例
「周南市の地域医療を守る条例」を制定しました。
住み慣れた地域で、安心して健やかな生活を送ることは、誰もが望むことであり、そのために、地域医療体制を維持・確保していくことが必要です。
将来にわたって、地域医療を守っていくためには、限りある医療資源(医師、医療施設等)を大切にし、市民、行政、医療機関等がそれぞれの役割を認識して、協力し合うことが何よりも大切です
こうした中、平成27年6月議会において、「周南市の地域医療を守る条例」が委員会提出議案として提案、可決され、平成27年6月24日に公布、施行しました。
「周南市の地域医療を守る条例」 条文[PDFファイル/75KB] 概要(周南市議会だより抜粋)[PDFファイル/248KB]
この条例は、良好な地域医療体制のもとで市民の健康の保持増進を図るための基本理念を定め、市、市民、医療機関等それぞれが果たすべき責務・役割を示すことにより、地域医療を守り、将来にわたり市民の皆さんが安心して医療を受けることができることを目的とするものです。
市民の皆さんの健康を守るためにお願いです。
かかりつけ医・かかりつけ薬局を持ちましょう。
かかりつけ医では、体調が悪い時には初期の診療を、また専門的な検査や入院などが必要になれば適正な病院を紹介してもらえます。普段から本人や家族の健康状態について相談できる「かかりつけ医」を持ち、早めの受診を心がけましょう。
また、日ごろから相談できる「かかりつけ薬局」を持つことによって、複数の医療機関を受診している場合などに、薬の重複や飲み合わせを確認したり、ひとりひとりの状況に応じた調剤を検討してもらうことができます。
医療機関の検索
通常の時間内に受診しましょう。
休日や夜間の救急医療機関は、限られたスタッフで運営しています。
急を要しない症状にも関わらず、「昼間は病院が混んでいるから」、「平日、都合が悪いから」などの理由で、気軽に救急外来を利用することは控えましょう。「体の調子がおかしい」と感じたら、症状がひどくならないうちに、通常の診療時間内に受診しましょう。
救急車は、緊急性の高い病気やけがなどのときに利用しましょう。
年々救急車の出動件数は増加しています。そして、搬送者の半数以上が入院を必要としない軽症であり、このままでは、真に緊急を要する人への対応が遅れ、救命率に影響が出るおそれがあります。必要な人が治療を適切に受けられるように、救急車の適正な利用をお願いします。
ただし、緊急性があるかどうかの判断が困難な場合は、迷わず119番通報をしてください。
周南市傷病程度別搬送人員
(平成26年)搬送者数:6,014人
検診・健康診査を受診しましょう。
疾病の予防、早期発見・治療のために、検診・健康診査を積極的に受診しましょう。
検診等について、詳しくはこちら
良好な生活習慣に気を付け、日頃からの健康管理に努めましょう。
健康であることを当たり前と思わず、自分の健康状態を意識し、良質な食生活、十分な休養、適度な運動を心掛け、健康な生活習慣を身に付けましょう。