市民参画によるまちづくり
市民参画によるまちづくり
より暮らしやすいまちをつくるには、市民の皆さんと市が、お互いに持っている知識や経験を出しあい、ともに考え、力を合わせてまちづくりを進めていくことが何より大切です。
それには、市が市民の皆さんに市政の情報を積極的に提供するとともに、市民の皆さんが、市の計画づくりや事業などに、意見を出したり、提案をするためのルールを定める必要があります。
このため、「市民参画条例」を制定し、平成19年4月1日に施行しました。
周南市市民参画条例前文
地方分権の時代を迎え、「地域のことは、地域で考え、決定し、行動しよう」、「市民に身近なことは市民が参画し、その責任において決め、解決しよう」、「自分たちの地域社会は自分たちで治めよう」という自治意識の成熟が求められるようになってきました。
幸いにも、私たちのまち・周南市では、まちづくりに対して自発的に提言し、様々な課題を主体的に解決していこうという意識をもつ市民が数多く生まれています。未来に向けて、豊かで輝きに満ちた周南市を創造していくためには、これら市民の力を結集するとともに、これまで以上に、市民自らが公共の担い手となり、自治意識と責任感、相互協力のこころをはぐくみ、協働によるまちづくりを進めていくことが必要です。
こうした考え方を具体化するための第一歩として、市民一人ひとりが主体的に市政に参画するための基本的な取り決めをまとめた周南市市民参画条例をここに定めます。
市民が市政に関心をもち、自ら主体的に発言し、提案することを通して、周南のまちを市民と市がともに手を携えて築いていくことに誇りと喜びを感じられる時代がくることを、私たちは確信しています。
周南市市民参画推進審議会
市民参画条例の実効性を高め、市政への市民参画を推進するため、市長の諮問に応じて、本市における市民参画の実施状況の評価に関する事項や、市民参画方法の研究及び改善に関する事項などについて調査審議します。
条例の解説書とパンフレット
※「周南市市民参画条例の解説」では、条文ごとに、その考え方を詳細に解説してあります。また、パンフレットはマンガを使って、市民参画条例の概要を簡単に説明しています。