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市長コラム(令和4年7月)~文月の手紙~

印刷用ページを表示する更新日:2022年7月1日更新 <外部リンク>

寄り添いあうまち ~市長コラム

2022.7 文月の手紙

7月の和風月名「文月」は、短冊に「願い文」を書いて捧げる七夕に由来するともいわれています。

古くから「文」と呼ばれてきた手紙は、明治以降は社会経済や日常生活に欠くことのできないものとなりました。

 

手紙はいざ書こうとすると、なかなか思っていることが上手く書けないものです。

「これにはきっとコツがあるはず」と気づいた私は、叔父や叔母を練習台として折々に手紙を出すことにしていました。

はがきの挿絵

 

中3の夏休み、自分なりに考えた将来の道をしたためて叔父に送ったところ、

「女は男の敷いたレールの上を歩けばよい、それが幸せになる方法だ」という返信が届きました。

いつもの優しく温和で素敵な叔父とも思えぬ言葉に唖然とした私は、「返事を出さない」というささやかな抵抗で応じたのでした。

 

その後叔父は早世し、私は見事にご教示に背きました。

数年前、叔父の長女にこの話をする機会があり、そこは女性同士、とことん盛り上がりました。

 

あの夏から半世紀あまり、男女平等は確かな歩みを刻んできました。

しかし、進学、就職、出産、子育て、家事や介護など、女性が背負う重荷はまだまだ解消されていません。

私は、叔父の言うレールを、未来につながるレールに敷き直したいと思っています。