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市長コラム(令和5年2月)~芽ぐむ春~

印刷用ページを表示する更新日:2023年2月1日更新 <外部リンク>

寄り添いあうまち ~市長コラム

2023.2 芽ぐむ春

 

挿絵

立春ののち暫くは「春は名のみの風の寒さや」で始まる『早春賦』のような日々が続きます。やがて寒気が緩むと「春告鳥」の囀りを聞く日がやってきます。緑がかった褐色の小鳥の初音ほど、春を待ちわびる心に染み入る調べはありません。

 

視界も徐々に色彩が加わります。金田一春彦博士によると、この頃を「木芽時」といい、木も草も一斉に芽を出し春の開幕を告げる季節となります。

植物の芽は「芽ぐむ」「芽ざす」「芽ばる」「芽だつ」「芽吹く」という順に育ち、草は「芽ばえる」「もえる」というのだそうです。(『ことばの歳時記』新潮社)

 

如月は、私たちの暮らしでも「木芽時」といえるでしょう。この時期、受験生をはじめ、新たな生活に挑戦をされる方も多いことと思います。お一人お一人の志が遂げられますように、嬉しい春となりますようにと、心からエールを送りたいと思います。

 

 

【お知らせ】いつも「寄り添いあうまち市長コラム」をお読みいただきありがとうございます。毎回たくさんのご感想や激励をいただき重ねて感謝とお礼を申し上げます。尚、紙面の都合により、3月、4月はお休みさせて頂きます。