周南市八代地区は、全国で最も早く明治20年からツルの保護を始めた「近代日本自然保護制度発祥の地」。大正10年に、八代村(現在の周南市大字八代)全域が天然記念物に、その後昭和30年には特別天然記念物に指定されました。主にナベヅルが越冬のため渡ってくる本州唯一のツルの渡来地です。
平成23年11月、「生きものと人・共生の里を考えるシンポジウム」の開催に合わせ「ナベヅルの保護活動」を通じて生物多様性の取り組みの拡大や、周南の宝であるナベヅルを国内外に情報発信することを目的に、ナベヅルの魅力を表現するシンボルマークを全国から募集し決定されました。