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野犬対策の取組み

印刷用ページを表示する更新日:2025年3月6日更新 <外部リンク>

野犬による被害について

周南緑地や住宅街で、野犬の目撃情報が寄せられています。

  • 野犬に追いかけられ転んでケガをした。
  • 野犬の群れに吠えられて怖い思いをした。
  • 鳴き声がうるさくて眠れない。
  • 庭を荒らされる。

〇野犬による被害状況(令和7年2月末現在)

内容 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
咬傷事件 2 0 1 0
咬傷以外の直接的怪我 0 1 0 0
囲われ・追われ 33(19)※ 36(23)※ 20(8)※ 8(3)※
ペット等の被害 1 1 2 0
物損 10 13 7 0

※( )内は件数のうち「しゅうなん通報アプリ」による被害報告数

野犬が増加する原因

本市で野犬が増加した原因として、次のことが考えられます。

・棲みやすい環境
本市には周南緑地という広大な公園があり、遺棄やむやみなエサやりをしやすい環境にあります。
また、緑地帯が多く、隣接していることから、隠れやすく、棲みやすいと考えられます。

・むやみなエサやり
飼っていない犬に、むやみにエサを与えることで、野犬が集まり、繁殖で増えていきます。

・遺棄
モラルの無い飼い主が犬を遺棄し、繁殖が続くことで、野犬が減らないと考えています。

 

県の役割(周南環境保健所)

・狂犬病予防法・山口県飼犬等取締条例による野犬の捕獲

・捕獲、引き取った犬や猫の管理や譲渡の促進
本市は野犬等の一時飼養施設を保有しておらず、譲渡等の業務は行っておりません。
山口県周南環境保健所や山口県動物愛護センターに収容された犬猫の多くは
新たな飼い主へ譲渡されています。

・​適正飼養の普及・啓発

市の野犬対策

野犬対策検討会の開催

市、県、周南緑地周辺の自治会の皆さまと協議を行い、野犬対策を検討しています。

動物愛護・野犬対策キャンペーンの実施

令和6年10月26日、27日に、晴海親水公園で開催されたディスクドック大会の会場において、
ペットの飼い方のマナーアップや野犬へのむやみなエサやり禁止などを呼びかけました。

・動物愛護ポスターのパネル展示
・啓発チラシやグッズの配布

キャンペーン

野犬が多い場所への看板設置

野犬の注意呼びかけ、むやみなエサやり禁止、遺棄・虐待禁止などの看板を設置しています。

むやみなエサやりの禁止

野犬が集まり繁殖することによって、さらに野犬が増えることを防ぐため、飼い主のいない動物への「むやみなエサやり」を条例で禁止しています。

周南市空き缶等のポイ捨てその他の迷惑行為禁止条例
第7条2項
市民等は、所有者が管理しない動物のふん、鳴き声、徘徊等が生活環境を害することがあることを考慮し、所有者が管理しない動物にむやみにえさを与えてはならない。

職員による巡回パトロール

野犬へのむやみなエサやり禁止の呼びかけと注意、動物の遺棄・虐待の防止を目的として、周南緑地公園や野犬目撃情報のある地域を巡回しています。

草刈の実施

周南緑地や大迫田共同墓地内の、野犬が棲みつきやすい場所の草刈を実施しています。

県(周南環境保健所)への協力

県(周南環境保健所)が狂犬病予防法に基づき実施する野犬捕獲業務に協力しています。

自治会や市民への野犬用捕獲器貸出

  • 貸出期間は1か月程度です。
  • 設置希望場所への檻の搬入と回収は、市が行います。
  • 設置後のエサの補給や清掃等は檻を使用する方が行ってください。
  • 事前に自治会やご近所に了解を得て、子どもが近寄らないよう十分周知を図ってから使用してください。
  • 早朝・夜間・土日・祝祭日は、捕獲檻の扉を閉めていただくようお願いします。

その他野犬対策、動物愛護の啓発(リンク)

みなさまへのお願い

  • ペットを飼養している方は、終生愛情をもって飼養してください。
  • 繁殖を望まない場合は、不妊去勢手術の検討をお願いします。
  • 動物の遺棄・虐待は、「動物の愛護及び管理に関する法律」により犯罪となります。遺棄・虐待は絶対にしないでください。
  • 飼い主のいない動物へのむやみなエサやりはしないでください。無責任にエサを与え続けると、野犬が集まり繁殖して増えることに繋がります。
  • 野犬は逃げるものを追う習性があるため、野犬に遭遇したときは、なるべく刺激せず、ゆっくりとその場を離れてください。