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周南市浄化センター消化ガス発電事業について

印刷用ページを表示する更新日:2022年4月1日更新 <外部リンク>

事業の目的及び内容

浄化センターにおける下水処理の過程で発生する消化ガス(メタンガス)を有効活用し、循環型社会の形成に貢献することを目的としています。

事業者は、浄化センターの敷地内に設置した発電設備において、浄化センターから供給される消化ガスを燃料として発電し、その電力を売却します。この電力売却については、国の「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)」を活用しています。市は、消化ガス売却及び土地使用に伴う収入を得ます。

事業場所、設備及び発電量

1.事業場所

(1)徳山東部浄化センター(周南市鼓海3丁目118番22)

消化ガス発電設備の容量100kW(ガスエンジン25kW×4台)

徳山東部浄化センター

(2)新南陽浄化センター(周南市港町8番1号)

消化ガス発電設備の容量75kW(ガスエンジン25kW×3台)

新南陽浄化センター

2.年間発電量

約120万kWh(一般家庭300世帯相当)

過去の経緯と今後の予定

 
時期 概要
令和2年3月 発電事業者の募集を開始
令和2年7~8月 公募型プロポーザル方式により事業者を選定後、基本協定の締結
令和3年9月

事業契約の締結

【契約相手方】月島機械・ヤンマーエネルギーシステム株式会社共同企業体
令和3年10~11月 建設着工(10月から新南陽、11月から徳山東部)
令和4年2~3月 設備の試運転(2月から新南陽、3月から徳山東部)
令和4年4月

発電開始

【事業期間】令和4年4月1日~令和24年3月31日(20年間)

 

想定される成果

1. 燃焼廃棄するだけであった消化ガスを有効活用

⇒CO2削減による環境負荷の低減

2.発電設備からの廃熱(熱エネルギー)により高温水を供給し、汚泥消化槽を加温

⇒従来のボイラーによる加温が不要(徳山東部のみ)

3.消化ガスの売却収入と設備用土地の使用料

⇒新たな財源の確保(年間収入見込み:約400万円)