日本ゼオン株式会社は、徳山工場敷地内において「カーボンナノチューブ製造プラント」を新設することを決定し、平成26年10月8日、山口県庁において進出協定書調印式が行われました。
平成27年10月に完成予定の製造プラントでは、他のカーボンナノチューブと比較して、長さが長い、純度が高い、表面積が大きいといった種々の差別化特徴を有する、「スーパーグロース法※で合成したカーボンナノチューブ」が製造される予定で、これは、強度や熱伝導性に優れ、新機能性材料、次世代デバイス等への応用が期待される材料です。
※スーパーグロース法とは
2004年(独)産業技術総合研究所畠博士らにより見出された革新的な単層カーボンナノチューブの合成法