風しんについて
風しんとは
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる発疹性感染症です。感染から14~21日の潜伏期のあと、発熱、発疹、リンパ節腫脹が発現します。大人になって感染すると無症状や軽症のことが多いですが、まれに脳炎や血小板減少性紫斑病などの重篤な合併症を併発することがあります。
飛沫感染によりヒトからヒトへ感染し、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつすといわれるほど強い感染力があります。また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあります。
妊娠を希望する女性と妊婦、同居家族の方へ
妊娠20週頃まで(特に妊娠初期)の女性が風しんに感染した場合、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れ等の障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。これらの障害を「先天性風しん症候群」と言います。
妊娠をしている方はワクチン接種を受けることができないため、不要な外出は避けましょう。その御家族をはじめ、妊娠を考えている女性やその周囲の方で風しんにかかったことがなくワクチン接種歴もない方は、ワクチン接種を受けることを積極的に検討しましょう。
風しん等予防接種費助成制度について
赤ちゃんの「先天性風しん症候群」を予防するため、大人の風しん予防接種費用の一部を助成します。
助成一覧
区分 |
風しん等予防接種費助成制度 |
対象となる予防接種 |
事前の風しんの抗体検査の結果、抗体価が低いとされた人が受けた風しん予防接種(単抗原ワクチンまたは麻しん風しん混合ワクチン)
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助成額 |
風しん予防接種1回分の実費
※ただし、単抗原ワクチンは3,000円、麻しん風しん混合ワクチンは5,000円を限度とし、いずれか一方を1回限り。
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対象者 |
周南市に住所を有すること
次の(1)から(3)のいずれかに該当すること
(1)妊娠を希望している女性(妊娠中の女性は対象外)
(2)上記(1)または妊娠中の女性の配偶者(事実婚、パートナーを含む)
(3)妊娠中の女性の同居者(妊娠中の女性が抗体価が低いと判断された場合のみ)
- 「抗体価が低いと判断された」とは、HI法で16倍以下またはEIA法で8.0未満または国際単位30IU/ml未満等の場合です。
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性は、国の制度の対象者となるため、助成対象となりません。こちらをご覧ください。
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申請書類等 |
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風しん予防接種費助成金交付申請書(別記様式第1号) [PDFファイル/122KB]
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次の(1)または(2)のいずれか
(1) 風しん予防接種確認書(別記様式第2号) [PDFファイル/75KB](医療機関が記載したもの)
(2)予防接種を受けた医療機関の領収書原本(接種ワクチン名と接種日のわかるもの)と、医療機関等が発行した風しん抗体検査の結果が確認できるもの
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印鑑(認印)
- 振込先口座番号がわかるもの(通帳・キャッシュカード等)
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注意事項 |
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山口県では先天性風しん症候群の発生を防止するため、「風しん抗体価検査」を実施しています。周南地域では次のところで無料で受けられます。詳しくは山口県周南健康福祉センター(電話番号:0834-33-6423)にお問い合わせください。
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山口県周南健康福祉センター(保健所):月1回実施、日程は山口県ホームページ【実施機関】参照<外部リンク>
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市内の届出医療機関:対象医療機関は県のホームページ参照<外部リンク>
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この予防接種は、任意接種(法律に定められていない予防接種)です。接種を希望される方は、かかりつけ医に相談し、効果と副作用について充分理解した上で、接種してください。
妊娠をしている女性及び妊娠している可能性がある女性は、風しんを含むワクチンの接種を受けることができません。 また、風しんを含むワクチンの接種後は、少なくとも2か月間の避妊が必要です。
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抗体検査の結果、免疫が充分であったにもかかわらず予防接種を希望される場合は、自費扱いとなります。
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お問合せ・申請窓口
お問合せ・申請窓口一覧表
詳細は健康づくり推進課までお問い合わせください。
申請窓口 |
住所 |
電話番号 |
健康づくり推進課
(徳山保健センター) |
周南市児玉町1‐1 |
(0834)22‐8553 |
熊毛総合支所市民福祉課 |
周南市熊毛中央町1‐1 |
(0833)92‐0013 |
コアプラザかの |
周南市大字鹿野上サヤノ原10910 |
(0834)68-2302 |
<外部リンク>
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