ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスで、子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなど多くの病気の発生に関わっています。感染しても、ほとんどの人ではウイルスが自然に消えますが、 一部の人でがんになってしまうことがあり、近年は若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
現在、どのような人ががんになるのかわかっていないため、 感染を防ぐことががんにならないための手段です。HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は、小学校6年~高校1年相当の女子は、無料で接種することができます。
山口県デジタル市民公開講座「おしえて子宮頸がん検診のコト」について<外部リンク>
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省のホームページ)<外部リンク>
HPVワクチンに関するQ&A(厚生労働省のホームページ)<外部リンク>
HPVワクチンに関するリーフレット HPVワクチンに関する情報提供資材(厚生労働省のホームページ)<外部リンク>
12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの女子(小学6年生~高校1年生相当年齢の女子)で、接種時に周南市に住民登録のある方
※接種医と相談のうえ、「2価ワクチン」「4価ワクチン」「9価ワクチン」のいずれかを選択してください
無料
指定の医療機関で接種を受けられます。こちらのページでご確認ください。
・母子健康手帳と本人確認ができるもの(健康保険証、マイナンバーカードなど)を必ずお持ちください。
・予防接種予診票は実施医療機関に備えつけています。
実施医療機関以外の医療機関で接種を希望される場合は下記を確認ください。
接種を受けるにあたっての説明(HPV) [PDFファイル/301KB]
令和4年4月から、HPVワクチンの積極的な勧奨の差控えにより接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった高校2年生(相当年齢)から平成9年度生まれまでの女性を対象に、キャッチアップ接種を行っています。詳細は下記をご確認ください。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種について
平成9年4月2日から平成17年4月1日の生まれの女性が対象年齢(高校2年生相当年齢)を過ぎてから令和4年3月31日までの間に自費でHPVワクチンを接種した場合の払い戻しについては下記をご確認ください。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)を自費で受けた方の償還払いについて
シルガード9は、厚生労働省の審議会での議論を踏まえ、令和5年4月から定期接種に加わることになりました。最新の情報は厚生労働省ホームページを確認ください。
9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
【標準スケジュール】6か月以上の間隔をおいて2回接種を行います。
※上記の方法をとることができない場合は、1回目から少なくとも5か月以上あけて2回目の接種を行います。
1回目から5か月未満で2回目を接種した場合は、3回目の接種が必要です。
【標準スケジュール】2か月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて3回目の接種を行います。
※上記の方法をとることができない場合は、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3カ月以上あけます。
HPVワクチンの接種は原則同じ種類のワクチンで実施しますが、2価または4価のワクチンで規定の回数の一部を完了し、残りの回数を9価ワクチンで接種を行う“交互接種”についても、医師とよく相談した上であれば、実施して差し支えないこととされています。かかりつけの医師からワクチンの有効性と接種による副反応が起こるリスク等について説明を受け、ご理解いただいたうえで接種を受けてください。
2価ワクチンまたは4価ワクチンで接種を開始し、9価ワクチンで接種を完了する場合は、シルガード9の接種方法に合わせ、1回目と2回目の間隔を1か月以上、2回目と3回目の間隔を3か月以上あけて接種します。