市議会で取り扱う問題は、数が多く、内容も幅広い分野にわたっています。そこで、これらをいくつかの部門に分けて、効率的・専門的に審査するために委員会を設けています。
委員会には、常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会があります。
議会に設置されている委員会で、行政事務の調査、予算・条例などの議案、請願・陳情の審査を行います。
周南市には、5つの常任委員会が設置されており、各委員会の名称と所管事項は次のとおりです。
常任委員会名 | 定数 | 所管事項 |
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企画総務委員会 | 10人 | 総務部、企画部、財政部、地域振興部、文化スポーツ観光部、会計管理者、ボートレース事業局、消防機関、選挙管理委員会、監査委員、公平委員会及び固定資産評価審査委員会の所管に属する事項並びに他の常任委員会の所管に属さない事項 (予算決算委員会の所管に属する事項を除く。) |
教育福祉委員会 | 10人 | 福祉部、こども未来部、健康医療部及び教育委員会の所管に属する事項 (予算決算委員会の所管に属する事項を除く。) |
環境建設委員会 | 10人 | 環境生活部、産業振興部、建設部、都市整備部、上下水道局及び農業委員会の所管に属する事項 (予算決算委員会の所管に属する事項を除く。) |
予算決算委員会 | 13人 | 予算及び決算に関する事項 |
議会だより編集委員会 |
8人 |
議会だよりの編集に関する事項 |
常任委員会は、議会から付託された事件を専門的に審査し、その結果を議会に報告し、議会としての最終的な意思決定に資することを主な任務としています。また、常任委員会は、所管に関する事務について能動的に調査を行う権限も有しており、これを「所管事務調査」と言います。周南市議会では、積極的に所管事務調査を活用し、閉会中でも常任委員会を開催しています。
委員会 | 特定事件名 |
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企画総務委員会 |
1.ボートレース事業の経営について |
教育福祉委員会 | 1.こども関連施設に関する調査 2.こども政策に関する調査 3.高齢者福祉に関する調査 4.障害者福祉に関する調査 5.医療体制の充実に関する調査 6.健康づくりに関する調査 7.教育施設に関する調査 8.学校給食に関する調査 9.部活動の地域移行に関する調査 10.通学路の安全対策に関する調査 11.こどもの健全育成に関する調査 12.施設分類別計画に関する調査(教育福祉関係) 13.国民健康保険事業に関する調査 |
環境建設委員会 | 1.古川跨線橋大規模更新事業に関する調査 2.中央浄化センター再構築に関する調査 3.野犬対策に関する調査 4.地方卸売市場青果卸売業者再生計画に関する調査 5.生活交通に関する調査 6.道の駅に関する調査 7.立地適正化計画に関する調査 8.ごみ処理・処分施設に関する調査 9.空き家対策に関する調査 10.中心市街地活性化に関する調査 11.公園の整備に関する調査 12.公営住宅に関する調査 13.施設分類別計画に関する調査(環境建設関係) 14.環境保全に関する調査 |
議会だより編集委員会 | 1.議会だよりの編集に関する事項 |
特定の問題について審査するため、必要に応じて特別に設けられる委員会で、その問題の審査または調査が終了すれば消滅します。
委員会名 | 定数 | 所管事項 |
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周南市市民館跡地の施設建設計画に関する調査特別委員会 | 13人 |
・国の機関の集約化に関すること。 ・文化小ホールの整備に関すること。 ・保健センター等の機能拡充に関すること。 ・駐車場の整備に関すること。 |
まちづくり総合計画策定に関する特別委員会 | 13人 | ・第3次周南市まちづくり総合計画の策定に関すること |
議会改革特別委員会 | 13人 | ・議会改革に関すること |
円滑な議会の運営を期するため、議会運営全般について協議し、意見調整を図る場として、設置されています。
委員会名 | 定数 | 所管事項 |
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議会運営委員会 | 10人 | 議会の運営に関する事項、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項 |