まず、「工場夜景の日」の取り組みについてお知らせします。
本市は、日本有数の工場夜景都市として、全国的に高い評価をいただいており、夜景で有名な全国13都市と連携し、工場夜景の魅力を
広く発信しています。
その連携事業の1つとして、平成28年に2月23日を「工場夜景の日」として定め、その日に合わせて毎年、工場夜景に関する
イベントを各都市で行っています。
本市は、日本有数の工場夜景都市として、全国的に高い評価をいただいており、夜景で有名な全国13都市と連携し、工場夜景の魅力を広く発信しています。
本市での、今年の主な内容をご紹介しますと、まず小学生以上のお子様とその保護者を対象とした、東ソー株式会社の夜の工場見学を行うバスツアーです。「工場夜景の日」に先駆けて前夜祭として2月22日に実施します。昨年は株式会社トクヤマにおいて行ったもので、
大変好評だったものになります。
次に、JR徳山駅周辺の工場夜景観賞スポットをガイドと一緒に歩いて巡る、ウォーキングツアーを2月23日に開催します。
このほかにも、コンビナート企業にご協力いただき工場照明の全点灯、ホテルサンルート徳山においては、「工場夜景の日を記念する宿泊プラン」、株式会社日本旅行においては全点灯の工場夜景を満喫するタクシーツアーの実施など、企業の皆様と連携して「工場夜景の日」を盛り上げ
てまいります。素晴らしい夜景ですので、一人でも多くの方に楽しんでいただきたいと思います。
報道機関各位におかれましては、周知へのご協力をよろしくお願いいたします。
次に、2点目として、図書館からのお知らせです。まず、システムのリニューアルについてです。
市立図書館では、図書館システムを構築し、市内6館の図書館資料の貸出や予約、検索などのサービスを提供しています。
本日、1月28日より本システムをリニューアルし、主に3つの機能を付加するとともにスマートフォンやパソコンなどで便利に
利用できるようになりました。
一つ目は、読んだ本や図書館で借りた本、これから読みたい本をWEB上に記録する「マイ本棚」機能です。
二つ目は、図書館カードの機能をスマートフォンに内蔵させる機能です。これにより、スマートフォンひとつで本を借りることが
できるようになります。
三つ目は、返却日のお知らせ機能です。返却期限の2日前と当日にメールでお知らせしますので、本の返却忘れを予防することができます。
また、今回、ホームページのデザインも一新し、より見やすく、使いやすいレイアウトにしました。
続きまして、読書手帳の導入についてです。かねてより市民の皆さまから「子どもに読んだ本を記録したい」という意見をいただいておりました。これを受け、この度、読書手帳を作成し、市内に居住または在学する高校生までの児童・生徒や乳幼児及びその保護者を対象に無償で
配布することといたしました。
読書の履歴が可視化されることによって、読書意欲が向上されることを期待しています。
この読書手帳には、手書きで記録することも、市立図書館で発行するシールを貼ることもできます。
手帳の表紙にデザインされているキャラクターは、周南公立大学の藤 美咲さんに制作していただきました。
徳山動物園のレッサーパンダを題材に、まるまるとした可愛らしいイラストにすることで、皆さんに親しみをもっていただきたいという
藤さんの思いが込められています。
なお、この読書手帳の制作やシールを印字する専用の機器にかかる費用につきましては、昨年度多額の寄付をいただきましたので、そちらを活用させていただきました。このご寄付は図書館のために役立ててほしいという崇高な理念をお持ちのご遺族からいただいたものです。
本当にありがとうございました。心より感謝しております。
今後も、市民の皆さまが利用しやすい図書館の環境づくりに努めてまいります。
次に3点目です。防災展示コーナーの設置についてお知らせします。
自然災害が全国各地で頻発しています。自然災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。日頃からの備えの重要性を強く感じているところです。
このため、本市では、市民の防災意識の向上を図るため、来月3日から28日まで本庁舎1階ロビーで防災グッズを展示することといたしました。今回の展示は、LEDランタンや圧縮タオルなど、非常持ち出し品を中心に自助力を向上させるためのグッズを予定しています。
これらは、令和6年に配置した防災専門員が、航空自衛隊として、救難活動をしていた際に、得た経験や知識から厳選したものです。
グッズの一部は、本庁舎一階のYショップ周南市役所店でも購入が2月3日から可能となります。なお、本庁舎ロビーでの展示は、梅雨や台風
シーズン前などにも展示する予定としております。
また、その他公共施設でも持ち回りで展示したいと考えております。防災グッズの展示を一つの機会として、市民の皆様、地域の皆様の防災に対する意識をより一層高めてまいりたいと考えております。
それでは、空き家総合相談窓口の開設についてお知らせします。
全国的に空き家は増加している中、本市においても適切に管理されていない空き家が多くその対策が大きな課題と捉えています。
そこで、所有者による適切な管理や活用を支援する制度として、市内に空き家をお持ちの方を対象とした、総合相談窓口を2月3日(月曜日)から開設いたします。
窓口は、空家等管理活用支援法人に指定している「(公益社団法人)山口県宅地建物取引業協会」内に設置し、電話・Eメールにて相談をお受けします。売却や賃貸、管理方法、相続といった様々な相談内容に応じ、解決に向けた具体的な手法を提案することで、空き家問題の解消を目指します。相談料は無料となっておりますので、市内に空き家をお持ちの方は、是非ご相談していただき、空き家の管理や活用にお役立ていただきたいと思います。
また、2月8日(土曜日)9時30分から、市役所1階多目的室で「空き家対策セミナー」の開催いたします。弁護士や税理士による講演や、市の制度について紹介等をいたします。報道機関各位におかれましては、周知へのご協力をよろしくお願いいたします。
最後に5点目として、「新南陽総合支所」新庁舎の業務開始についてお知らせします。
新南陽総合支所は、老朽化による庁舎建て替えのため、平成30年8月よりイオンタウン周南の一室に仮庁舎を構え運営しておりました。
この間、令和8年度中の運用開始予定に合わせ、準備をしておりましたが、議会や市民の皆様から少しでも早くしてほしいという、多くの意見をいただきました。そこで、計画を前倒しするよう見直し、令和5年9月から工事に着手し、この度、無事庁舎の立替工事が完了し、
来る、2月25日より新庁舎での業務を開始することとなりました。
新庁舎は、新南陽地域の総合的な行政サービスの提供を行う地域の拠点施設として、また、災害時には地域の安心安全を守る防災の拠点として
整備しました。今後とも市民の皆様のご期待に沿えるよう、職員一同努力してまいります。
なお、完成を祝し、業務開始前の2月24日に、記念式典を行いますので、取材等もよろしくお願いいたします。