それでは、高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種のご案内についてお知らせします。
現在、接種対象となるすべての市民の方に接種券を発送し、優先順位の高い方から接種予約の受付を行っているところですが、65歳以上の高齢者の方で、接種予約をされていない方が、約5,900名いらっしゃいます。
この中には、
こうした方にお応えするため、
などについて接種予約されていない高齢者お一人お一人に、あらためてご案内させていただきます。
さらに、接種をスムーズに行っていただくために、コミュニティバスや路線バスの利用を希望される方へは、新たな「おまかせ予約」をご案内させていただきます。
コミュニティバスが運行されている地域の方へは、運行時間に合わせた接種会場とコミュニティバスの予約をセットでご案内します。また、それ以外の地域の方へは、路線バスの運行時間に合わせた 乗り継ぎなしで行ける接種会場を予約させていただきます。
今後も、希望されるすべての市民の方がワクチン接種できるよう、全庁一丸となって、円滑かつ着実に接種を推進してまいります。
それでは、令和3年度新型コロナウイルス感染症緊急経済対策(第3弾)について、ご説明いたします。
皆さまご承知のとおり、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、飲食店を中心に厳しい状況が続いております。
6月補正予算で、事業者の資金繰り支援として、市制度融資に「新型コロナウイルス感染症対応事業継続資金」を追加し、関係予算も確保いたしましたが、事業者の皆さまからは、支援金についての声をいただき、また、6月議会では決議もございました。
こうしたことから、厳しい財政状況ではございますが、6月28日に緊急経済対策第3弾として、事業者支援に関する補正予算3億1千939万6千円を専決処分し、「飲食店への支援」と「小規模企業者への支援」を行うことといたしました。既に、周南料飲組合から発表がされておりますが、周南料飲組合を通じて飲食店に交付する「飲食店等新型コロナ対応支援補助金」20万円につきましては、7月5日に料飲組合から申請書を送付され、受付が始まっています。
本日は、飲食店以外の小規模企業者等に交付する「小規模企業者等事業継続支援金」20万円につきましても、準備が整い、明日、7月8日(木曜日)から申請受付を開始することをお知らせするものです。
の支援金は、製造業や建設業、運輸業などの事業者も申請できるよう、昨年の支援金と比べ、対象業種を拡充しております。主な申請要件といたしましては、
などであり、8月31日まで郵送で申請をしていただくこととしています。影響の長期化により、飲食店を中心に、厳しい状況が続いておりますので、国の月次支援金や県の支援金に上乗せする形で、迅速に事業者支援を行ってまいります。
また、今後の消費喚起策につきましても、検討を進めるよう、担当部署に指示しているところでございます。
それでは、高齢者バス・タクシー運賃助成事業について、お知らせします。
昨年度、高齢者へのバス・タクシーの運賃助成について、市内3地区を対象に実証実験を行いましたが、その結果、利用者の皆さまから「良かった」「今後も続けてほしい」とのお声をいただいており、本年10月から、対象を市内全域に広げて本格的に実施することとしました。
本事業の予算額は5千31万8千円で、運賃の一部を助成することで、高齢者の外出しやすい環境を創出することを目的としており、多くの方々がこの制度を利用することにより、外出の機会が増えることを期待しております。
助成内容は、昨年度行った実証実験を基本とし、対象者は、周南市に住民登録のある75歳以上の高齢者、及び65歳以上74歳以下で自動車運転免許を受けていない高齢者で、申請をされた方に運賃助成券を交付いたします。助成券は、一月(ひとつき)あたり4枚を交付し、路線バスとタクシーのどちらにも使用でき、1枚につき運賃が200円引きとなります。路線バスについては、1乗車あたり1枚が使用でき、タクシーについては、初乗りから999円までは1枚が使用でき、以降、運賃が千円増えるごとに1枚ずつ使用できます。
また、助成券が使用できるのは10月1日からですが、その1か月前である9月1日(水曜日)から、申請の受付及び助成券の交付を開始します。申請の受付場所については、市役所本庁、各総合支所ならびに各支所となっております。その他の受付場所として、日程を定めて計6か所の臨時申請受付会場を開設しますので、多くの皆さまにご利用いただきたいと思います。
市広報8月15日号に、制度内容をはじめ、申請受付場所などについての折り込みを入れることにしております。よろしくお願いいたします。