それでは、家庭から排出される大型家電の 回収に関する連携協定の締結についてお知らせします。
現在、パソコンや小型家電の回収について、本市と協定を締結しているリネットジャパンリサイクル様が、SGムービング様と提携し、新たにご家庭のエアコン、テレビ、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法の対象となる大型家電の自宅回収サービスを開始されることに伴い、本日、新たな協定を3者により締結いたしましたのでご報告いたします。
お配りしておりますチラシにありますとおり、このたびの協定締結により市民サービスの向上につながる3つのポイント・メリットについて紹介させていただきます。
まず、1つ目は、利用者が、ウェブや電話で、いつでも予約できること
2つ目は、ご自宅のリビングやキッチンから 作業員が運び出し、適正な廃棄までを行うサービスであること
3つ目として、大型家電の廃棄に必要な家電リサイクル券を事前に購入することなく、収集日に収集運搬料と一緒にお支払いいただけること
これらのことから、大型家電のスムーズな 引き取りが可能となります。
こちらは有料の民間サービスとなりますが、単身世帯の方や高齢者の方など、大型家電の 運び出しにお困りの方や、ワンストップでの手続きをご希望の方などの新たな選択肢としてご利用いただけます。
また、不要なパソコンを同時に無料回収いたしますので、市広報8月号に合わせて配布するこちらのチラシを確認の上、ご活用ください。
なお、本協定は中国・四国地方で初の協定となります。
それでは2件目です。
市長と語るまちづくり懇談会についてお知らせします。
まちづくり懇談会につきましては、令和2年度から、地域や団体等の皆様と直接お会いし、テーマを定めて懇談し、まちづくりに関するご意見や課題などを伺っておりますが、今年度も、若者との懇談会を皮切りに実施してまいります。
最初は、若い世代の皆様との懇談会でございます。
来たる7月27日に、周南市役所シビック交流センターで、商工会議所等からの推薦をいただいた周南市の事業所で働く若い世代の皆様と「住み続けたくなるまち」をテーマに懇談会を実施いたします。
懇談会では、本市のパーパスである「2050年を乗り越えられる周南市になる」の実現に向け、まちの魅力の再発見や人口減少に関する皆様のご意見をお伺いしたいと思っております。
まちづくり懇談会につきましては、お手元に配付しておりますとおり、地域との懇談会等も、順次開催してまいります。
開催につきましては、詳細が決定次第、情報提供させていただきます。
それでは3件目です。使用済み紙おむつの公立保育所等での処分開始についてお知らせします。
これまで本市の公立保育所等では、園児の使用済み紙おむつについて、保護者による持ち帰りとしていましたが、子育て世帯に寄り添う新たな取組として、8月1日から園児の使用済み紙おむつの各保育所等での処分を開始します。
開始する施設は、公立保育所11施設、公立認定こども園1施設と公立幼稚園4施設です。
この度の対応により、保護者にとっては、使用済み紙おむつを持ち帰る必要がなくなるとともに、保育士にとっても、使用済紙おむつを園児毎に振り分ける業務が無くなり、保護者と保育士双方の負担軽減になるものと期待しています。
なお、保護者の皆様には、各保育所等からの園だよりや保護者との連絡アプリを通して、お知らせしてまいります。
それでは4件目です。
周南市多胎児家庭等日帰りショートステイの開始及び施設見学会の開催についてお知らせします。
本市では、今年度も新たな子育て支援に取り組んでいるところですが、そのひとつとして、双子や三つ子などの「多胎児」を抱える保護者の、レスパイトケアを目的に「多胎児家庭等日帰りショートステイ」を開始します。
近年、多胎の妊娠・出産は増加傾向にあります。多胎児の子育ては、保護者の疲労や負担感が非常に大きく、本市ではこれまでも、保健師等の専門職が、保護者に寄り添って支援してまいりました。
その中で、「常に育児に追われ、子どもの成長を喜ぶ余裕がない」「睡眠がとれない」との声が多くあったため、令和3年度から、多胎児家庭子育て支援事業を開始し、訪問介護事業所やコープ山口のボランティアグループ「おたがいさま」のご協力をいただきながら、家庭での育児や家事のサポートを開始いたしました。
しかし、特に育児負担が大きい6か月未満の乳児期は、既設の子どもの預かりサービスがなく、保護者が睡眠や休息の時間をとることも難しいため、保護者のレスパイトを確保する必要性があると判断しました。
そこで、乳児期から安全に子どもの預かりができるよう、市内小児科医療機関の「たにむら小児科」で、多胎児をお預かりし、保護者の心身の休息をサポートするサービスを、8月3日から開始いたします。
8時30分から17時までの時間帯で、一日または半日、子どもたちを預けることができます。
また、経済的負担で利用をためらわれる事のないよう、利用料は無料といたします。
保護者の皆様が、子育てを楽しみ、子どもの成長を喜んでいただけるよう、この全国的にも大変稀な取り組みを、ぜひご活用ください。
そして、本事業を未就園の多胎児家庭の皆様に知っていただくために、事業開始前の7月28日に、預かり施設の見学会を開催し、サービス利用の流れをお伝えしますので、ぜひご参加ください。
今後も、市民のニーズに合わせた施策を展開し、誰もが安心して子育てできる環境づくりに努め、「周南市で子育てをしたい」と思っていただける、魅力あるまちづくりを推進してまいります。
それでは、5件目です。
本市の「新観光キャッチコピー決定」及び「ロゴマークデザインの募集」についてお知らせします。
本市誕生20周年を記念し、これまでの「みつけて周南」に代わる新しい観光キャッチコピーを募集したところ、全国から767人、1,767点の応募がございました。
市や有識者等による選考委員にて選出した5作品に対して投票を実施しましたところ、周南市在住の川越(かわごえ)久美(くみ)さんの作品「そーなん!?周南!!」への投票が最も多かったことから、新しい観光キャッチコピーとして採用することを決定いたしました。
今後は、新観光キャッチコピーを広く発信していくためのロゴマークデザインを、7月24日(月)から9月8日(金)まで募集します。
キャッチコピーと同様に市民等からの投票により決定し、10月22日の「周南市誕生20周年記念式典」にてお披露目する予定で、記念式典終了後は、各種観光PR等で積極的に活用してまいります。
それでは6件目です。
姉妹都市「エームスデルタ市」との調印式及び青少年訪問団の受入について概要をご説明します。
本市とオランダ「デルフザイル市」とは、平成2年に姉妹都市提携を行って以来、これまで青少年交流や文化交流などを通じて、着実に友好親善を深めてまいりました。
令和3年1月1日「デルフザイル市」が近隣自治体と合併し、「エームスデルタ市」となったことから、新市においても姉妹都市提携を継続させ、更なる友好を深めるため、この度「エームスデルタ市」副市長一行を周南市にお招きし、8月1日調印式を行うものです。
また、「リヒャルト・ステッグマイヤー団長」をはじめとする、友好親善訪問団の皆さん17名が本市を訪問されることとなっており、滞在期間中、「エームスデルタ市」の青少年の皆さんは、ホームステイをしながら、日本の文化や生活様式などを学ばれます。
このほか、滞在中のプログラムとして、浴衣体験や茶道、遠石八幡宮参拝体験、周南公立大学の見学、サンフェスタしんなんようへの参加などを予定しているところです。
マスコミ各位におかれましては、8月1日に行われます調印式をはじめ、滞在中に実施されます各プログラムについて、別添資料に掲載しておりますので、取材していただき、本市と「エームスデルタ市」の交流について、積極的に情報発信していただきますよう、よろしくお願いいたします。
それでは7件目、市への遺贈寄付についてでございます。
このたび、「周南市立図書館の運営に活用してほしい」とのことで、5,000万円のご寄付のお申し出がございました。
ご寄付される方は、金満壽磨子(かねみつすまこ)様でございます。
金満様は、市内にお住まいでございましたが、本年1月にお亡くなりになられました。
先日、ご遺族より、故人が生前、図書館の運営に役立てるための寄付をしたいとのお考えをお持ちであったとのことで、このたびのお申し出がございました。
市といたしましては、そのご遺志をありがたくお受けすることとし、今後、周南市立図書館の充実のために、活用してまいりたいと考えております。
なお、ご遺族のご意向により、故人およびご遺族の方の詳細につきましては、控えさせていただきます。
最後8件目、オンライン診療模擬体験についてお知らせします。
市では、8月に開催される「やまぐち地域医療セミナー2023 in周南市」の中で、市が積極的な活用を検討しているオンライン診療の模擬体験を実施いたします。
最初に「やまぐち地域医療セミナー」についてご説明いたします。
このセミナーは、「地域で必要とされる医療や地域の生活環境を実感する機会を医学生や看護学生に提供することで、幅広い視野を持った地域医療マインドあふれる医療人の育成に寄与すること」を目的に、県や各市町参加する実行員会形式で開催されるものです。
今年度は、8月を中心に、県内参加市町が、それぞれの特色を生かし、独自の日程で実施するもので、周南市では、8月16日、17日の2日間で開催します。
周南市で開催されるセミナーには、医学生2名と看護学生7名が参加し、八代地区、鹿野地区にて、診療所の見学や地域住民へのインタビューなどを体験してもらいますが、その中のプログラムの1つとして、オンライン診療の模擬体験を行います。
市といたしましては、将来に向けた広域的な医療体制の構築に向けて、オンライン診療を活用していきたいと考えていますが、高齢者の中には、「体験したことがないので不安」という方が多く、まずは住民の皆さまへ、オンライン診療とはどのようなものか、ご理解いただくことが重要です。
今回は、高齢者の方を中心に、オンライン診療を模擬体験していただき、その様子を広くお知らせすることで、オンライン診療に対する心理的なハードルを下げるとともに、山口県立総合医療センターへき地医療支援センターと連携して、その他の課題抽出も行います。
市民の皆さんのご理解のもとで、オンライン診療の活用機会を増やしていき、今後の効率的で効果的な医療体制の構築を目指して参りたいと思います。
追加でご説明しますと、具体的な方法として、「コアプラザかの」の一室を、模擬診療所として設定し、オンライン診療を模擬体験される方のお宅又は近隣の公共施設等との間を、通信機器を使ってオンライン診療の模擬体験をしていただきます。
鹿野診療所の常勤医師の指導の下、やまぐち地域医療セミナーに参加する医学生と看護学生が、医師役、看護師役として参加いたします。