それでは、まず最初に、「帯状疱疹予防接種費用の助成開始」についてお知らせします。
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、加齢やストレスなどによる免疫力の低下が原因で発症し、80歳までに日本人の約3人に1人がかかると言われています。発症すると体の片側に発疹やピリピリとした痛みが現れ、顔や目などに症状が出ることもあります。神経が損傷されると、
帯状疱疹後神経痛や顔面神経麻痺などの合併症を引き起こし、重い後遺症が残ることもあります。帯状疱疹を防ぐには、日頃からの体調管理に加え、予防接種が有効とされていますが、現在は、任意接種であるため、費用が高額で接種を諦める方もあるとお聞きしています。
そこで周南市では、本年6月1日から市内に住民登録のある65歳以上の方を対象に帯状疱疹予防接種費用のおよそ半額を助成し、経済的負担の軽減を図るとともに、予防接種を受けていただくことで、帯状疱疹の発症や重症化から高齢者を守りたいと考えています。
帯状疱疹ワクチンには、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類ありますが、助成回数と上限額につきましては、「生ワクチン」が1回のみで4千円、
「不活化ワクチン」は2回接種が必要で、1回につき1万円としています。
接種には、事前に市内の医療機関へ予約が必要で、接種当日は、住所や年齢などが確認できる身分証明書の提示と、必要書類にご記入いただくことで、医療機関が定める接種費用から助成金額を差し引いた金額で接種を受けることができます。なお、接種を希望される皆様には、医師の診察、説明を受けられ、予防接種による効果や副反応等について十分理解された上で接種のご判断をお願いします。
今回お知らせしました「帯状疱疹予防接種費用の助成開始」につきましては、6月1日発行の「広報しゅうなん」13ページ、「今月のココに注目」というコーナーに掲載しておりますので、本日の資料と併せてご覧ください。
それでは2件目です。徳山動物園のイベント「ドリームデイ アット ザ とくやまズー」についてお知らせいたします。
徳山動物園には、日頃より、多くの市民の皆様にご来園いただいている中、障害等があるお客様もおられますが、ご来園される際の準備などで、ご苦労されることが多く、来園をためらっているという声をお聞きしているところでございます。
今回、そのようなお客様に対しまして、少しでも気軽に動物園を楽しんでいただくことができるよう、貸し切りの動物園にご招待させていただくことにいたしました。
「ドリームデイ」の取り組みは、1996年にオランダの動物園で始まり、国内でも約30カ所の動物園や水族館等で開催されているイベントでございます。開催日時は、6月11日、火曜日の午前10時30分から午後7時までとしております。雨天決行でございます。
通常火曜日は休園日でございますが、この日を貸し切りにして、事前の申し込みをいただいた、対象のお客様をご招待いたします。
今回、対象となるお客様は、年齢制限を設けず、障害者手帳や療育手帳などをお持ちの方や、障害等で外出や動物園への来園に制約がある方が対象となります。また、ご一緒に来園される介護者も含むこととし、無料開放とさせていただきます。
徳山動物園でのドリームデイは初めての開催となりますが、本市の「こどもまんなか社会」の実現に向け、多くの方に学びや楽しみ、成長の機会を提供することを目指し、市民の皆様に寄り添う取り組みの一環として実施いたします。
ぜひ、多くのお子様にご来場いただけたらと思います。
最後に、ボートレース徳山からのお知らせです。
ボートレース徳山では、施設改修工事により約4か月間、レースを休催しておりましたが、令和6年6月1日 土曜日レノファ山口カップより、モーニングレースを再開いたします。レースの初日を迎えるにあたり、6月1日 土曜日には、みなさまに楽しんでいただけるイベントとして、レノファ山口とのコラボによる
「オレンジフェスティバル徳山2024」を開催いたします。
内容といたしましては、令和6年4月22日に就任いたしましたしゅうなんおさかな大使「いかちゃん」のお笑いライブや周南市出身のボートレーサー原村百那さんのトークショー、また、大道芸人によるパフォーマンスが中央スタンド イベントステージで行われます。
また、芝生広場では、謎解きゲームやPK合戦、大抽選会が行われるなど、イベント盛りだくさんとなっております。
さらに、お腹も心も満たされる7台ものキッチンカーが大集合いたします。
皆様お誘いあわせの上、ぜひ、ボートレス徳山にお越しください。心よりお待ちしております。